記事

勤務時間中は完全禁煙にしたら喫煙率35%がゼロに ペナルティは「減給」「降格」、オンデーズ

2020年にオリンピックを控え、屋内の全面禁煙の議論が進んでいる。そんな中、眼鏡などの販売を行うオンデーズでは「勤務時間内の禁煙」を全社員に義務付けているという。

同社が実施した顧客満足度調査によると来店者の74%がタバコや体臭、香水などの「ニオイ」に対してマイナスの印象を持っていることが分かった。それを受け2015年7月から勤務時間内の禁煙義務化に至ったという。

愛煙家の社長が率先して実行、人間ドックも3万円まで全額負担

業務時間は絶対に吸っちゃダメ!
業務時間は絶対に吸っちゃダメ!

しかし当時、同社社員の喫煙率は35%。いわゆる業務中の"タバコ休憩"だけでなく、休憩時間の喫煙も認めない方針を徹底したため、喫煙者からは非常に多くの不満が上がった。同社広報担当は「実は社長や幹部も喫煙者で、1日数箱開けるほどの愛煙家だったんです」と話す。

「最初は喫煙者から戸惑いの声が上がっていました。しかし社長たちが率先して禁煙をした、というのも大きかったと考えています。あとはやはり接客業ですからタバコのニオイがいかにマイナスイメージを与えるかをしっかり説明したのも効果的だったのではないでしょうか」

また、昨年から保険適用外の健康診断や人間ドック費用を3万円まで全額負担するようにした。同担当は「これで健康意識がさらに向上し、『この福利厚生があるなら』と納得してもらえているのだと思っています」という。

「タバコ休憩」がなくなり喫煙者・非喫煙者の間に不公平感がなくなった

担当者は「喫煙をしても罰則はない」というが、勤務時間に喫煙していることが発覚すると減給やポジション降格を想定しているという。しかし実施から2年、実際にペナルティを受けた人はいない。「禁煙の完全義務化」が徹底されている、と言えそうだ。

全面禁煙化を実施して、ニオイに対するクレームがなくなったという。同担当者は、

「お客様に不快な思いをさせないことはもちろん、"タバコ休憩"がなくなったことで喫煙者・非喫煙者の間に不公平感がなくなりました。またそれにより時間をさらに効率的に使えるようになりましたし、健康も増進できます」

と語る。同社は今後一層禁煙運動を強く推進していくという。

あわせて読みたい

「タバコ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    料金高騰が示す電力自由化の功罪

    WEDGE Infinity

  2. 2

    医師が日本のワクチン報道に嘆き

    中村ゆきつぐ

  3. 3

    音喜多氏が居眠り謝罪 歳費返納

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  4. 4

    コロナ禍のバイト店員私語に苦言

    かさこ

  5. 5

    毎日が40億円超減資で中小企業に

    岸慶太

  6. 6

    コロナ春に収束向かう? 医師予想

    シェアーズカフェ・オンライン

  7. 7

    SEXなく…夫に不倫自白した女性

    PRESIDENT Online

  8. 8

    感染拡大するスウェーデンの日常

    田近昌也

  9. 9

    テレ東が先陣 マスク着用で好評

    BLOGOS しらべる部

  10. 10

    首相演説を批判 朝日に「何様?」

    鈴木宗男

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。