記事
- 2017年07月05日 15:39
佐川理財局長栄転の露骨人事
よくもまあ、露骨な人事ができるものだ。
森友学園への国有地売却問題をめぐり、安倍首相のために事実の隠ぺいをはかる答弁を繰り返した財務省の佐川宣寿理財局長が7月5日付で 国税庁長官に栄転した。
殿を守るため、あらゆる質問に無意味な答弁を返した手柄へのご褒美というわけか。
幹部官僚人事を握る官邸と麻生財務大臣が結託して、「出世したければ言うことを聞け」と霞が関に示したのだろう。
財務省はよくやったが、文科省は何だ、という「気分本位」の安倍官邸にはあきれるほかない。