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すでに歴史に名を残した菅首相

 菅首相は5月13日の衆院予算委員会において浜岡原発停止要請の政治決断を問われて、「評価は歴史の中で判断いただきたい」と大見得を切ったらしい。

 しかし原発問題とはまったく別のところで、すでに菅首相は歴史に名を残す首相になってしまった。

 5月14日の読売新聞は一面の中断で、「首相、来月訪米を断念」という見出しの記事を掲げた。

 これは要するに米国は菅民主党政権を見放したということだ。

 戦後の66年の日米関係史を振り返ってみて、米国に見放されてなおかつ首相の座に居座ることのできた首相はいない。

 米国に楯突いたから首相の座を米国によって終われたと噂される首相すらいた。

 だからこそ日本の首相はすべからく対米従属に走り、米国に見放されたと自覚したらみずから身を引いた。

 しかし菅首相はそのいずれでもない。

 米国から相手にされなくても首相にとどまり続けようとしている。

 今度の原発事故の対応であきれ果て、もはや見放しているにもかかわらず米国はあえて首相をすげ替えようとはしない。

 この二つの意味で菅首相は日本の歴史に残る首相になった・・・

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