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これで東京での維新の火は消えてしまうのかしら

いい人もいたのになあ、と思わないでもないが、どうやら大阪の人たちが短気で、東京における維新の火を消してしまったような印象がある。

大阪の維新が日本の維新に脱皮する大きなチャンスだったと思うが、大阪の人たちだけの目で東京の問題を考え、小池さんと連携する道を自ら断ち切ってしまったように見えるのはもったいないことである。

渡辺喜美氏を維新の候補者に担ぎ出し、見事に渡辺氏が参議院選挙に当選してからは維新の副代表にしたあたりは結構可能性を感じさせたものだが、希望の塾の講師就任を橋下氏が断ったあたりから妙に維新の中が軋み始めていた。

日本維新の会と党名を変えたのはいいことだと思うが、結局は大阪の維新の会だったのね、ということがここに来て明白になった。
渡辺喜美氏は、自分が維新と小池さんの橋渡しをすると意気込んでいたはずだが、橋下さんから梯子を外され、大阪の維新の幹部からも梯子を外されていたのだろう。

渡辺氏は独り相撲をして自分からこけてしまったようなものだが、維新の将来を考えれば結構いい線を追い求めていた風があるのだが、大阪の方々にはそれが気に食わなかったようだ。
渡辺氏が都民ファーストの候補者を応援したいと言い出している時に、これを許容すれば、維新は東京でもその基盤を拡げる可能性がある懐の深い政党だ、ということになったはずだが、大阪の方々は逆に渡辺氏を除名するという対抗処置を取ってしまった。

維新の方針はすべて大阪の方で決める、維新の方針決定には大阪以外の国会議員も地方議員も一切関与できないようになっている、という話を聞いてはいたが、それにしても維新の副代表である渡辺氏の除名も大阪の幹部の協議だけで決めることが出来るというのだから、外様の人はいつまでも外様だということがよく分かる。

これでは、東京都議会で議席を占めたり、各級選挙で勢力を拡大することは難しい。

今日発売になった週刊現代によると、維新の名前で当選できそうな候補者は皆無だということだ。
橋下氏が維新の政策顧問という地位を返上してしまったそうで、どう転んでもこの先橋下氏復帰の道はなさそうだ。

維新は、名称は変わっても、結局は大阪維新の会だということになるのだろう。
ちょっと勿体ないことだ。

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