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ITアントレプレナーになりたい若者のみなさんはプログラミングを習得しましょう

この間、IT系ベンチャーに内定している日本の大学3年生の人たちと会って、「これから何をすべきなのか」という話になったのだが、私の答えは

「プログラミングを習得したら」

というもの。英語とプログラミング、が大事だと思うが、どちらか一つ選べといわれればプログラミングかな。

ちなみに、私は英語はできるけどプログラムはできないわけで、まぁ、お前に言われたくないよ、と言われればそれまでなのだが、今私が20歳で、IT、それもインターネット関係でアントレプレナーになりたいなら、プログラムをせっせとするですよ。

というのも。最先端のウェブサービス開発の現場は、とてもアウトソースなんかできない状況になっている。「仕様書を文章で作って、それを誰かが作る」なんていう悠長なやり方は通用しない。どんどん機能開発して、どんどんリリースして、ユーザーのフィードバックを元にさらに進化させる、というのを、毎日行い続けないとならない。

どれくらい速いかと言って、リーンスタートアップという言葉を編み出したEric Riesがいたのでも有名なIMVUは、「一日20回機能アップデートをした」と。Flickrは、1日10回。FacebookアプリのRockYouは、異なるバージョンを複数リリース、数分のユーザーの動向を元に、変更を加える、といった「分刻みスケジュール」。山手線もびっくりです。

さて、こういう革新を常にし続けなければならにいうことは、

「人の話を聞いてさっさと理解して、それをすぐにコードにできる、いま・ここにいる人」

というのが非常に重要なのです。

おかげさまで、「最先端のウェブサービス開発」をしている会社がたくさんあるここシリコンバレーでは、そういう人の給与相場は高騰、というより、金だけでは雇えない状況になっている。よっぽど魅力的な将来性を見せられないと、なかなか「そういう人」は来てくれない。シリコンバレー給与相場暴騰中というエントリーで、ソフトウェアエンジニアの給与相場が上がっていることを書いたところ、「アウトソースできるのにどうして?」というコメントがあったが、それはかように「アウトソースなんかできない仕事が増えている」ということなのです。そして、今世界はインターネットの収穫期にさしかかったところ。去年日本でのセミナーでも話したが、やっとインターネットが人々の暮らしに浸透し始めたばかりなわけで、当面はこの傾向が続くでしょう。

ということはどういうことかというと、自分でコードが書けない人が、これから新たに新しいウェブベンチャーを起こすのは非常に難しいと言うことだ。だって、みんな魅力的なチャンスが一杯あって忙しいんだから。輝かしい成功の歴史などあれば、それで人を惹きつけることもできるだろうが、そうでなければ、まぁ自分で書くしかありません。スーパープログラマである必要はないが、プロトタイプくらいは自分でちゃっちゃと作れるくらいのスキルがないとなかなか難しいんじゃないでしょうか。はい。

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