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IT業界に永遠に語り継がれる宿命のライバル――スティーブ・ジョブズ&ビル・ゲイツ

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世界を変えた2人の物語

アップルのスティーブ・ジョブズは、そのあまりにもドラマティックなその人生の軌跡から2度も映画化されてる。映画化2回目は「スラムドッグ$ミリオネア」で第81回米アカデミー賞(2009年)の最優秀作品賞を獲得したダニー・ボイルが監督した。

終始ハイテンションで喋りまくるジョブズの姿が印象的だった。また、彼の評伝やドキュメンタリーやインタビューも数多く世に出ているので、かなり多くの方々がジョブズの波乱の人生を知っている。

スティーブ・ジョブズ
『ザ・ライバル』ジョブズVSビル・ゲイツ ~ヒッピーとオタクの対決~より

一方のビル・ゲイツはシアトルの裕福な家に生まれ、ハーバード大学在学中にMicrosoft社を設立。パーソナル・コンピューターのオペレーションシステム(OS)BASICやMS-DOSやWindowsシリーズを開発。世界のコンピューターシステムを制覇して2017年も世界一の大富豪になっている。

いまは経営の前線を退き、主に慈善活動をしている。ゲイツの人生はある種、平坦で映画にもなっていし、ドキュメンタリーも希少で評伝も少ない。

ビル・ゲイツ
『ザ・ライバル』ジョブズVSビル・ゲイツ ~ヒッピーとオタクの対決~より

しかし、このドキュメンタリーはジョブズと対比しつつゲイツの足跡を辿り(たどり)、秘話が満載された貴重な作品となっている。策士でテンションの高いジョブズと、プログラマーで同じく戦略家でビジネストリップにもエコノミークラスを利用するというゲイツの対立と協力関係を描く、おそらく世界唯一の作品である。

ここでまず、何度、振り返っても興味深いので、以下ゲイツとのエピソードも挟みつつ簡単にジョブズの人生の軌跡を記しておく。

20世紀を代表する2人の偉人の35年の物語

ジョブズはシリア人留学生の父と米国人の母の間に誕生したが、当時イスラム教徒と米国人の結婚を認められなかったことから、養子としてもらわれてゆく。長じてゲーム会社「アタリ社」に勤めていたジョブズはインド哲学・東洋思想・瞑想などにのめり込んだ。

1976年、ジョブズは朋友の天才技術者・ウォズニアックと共同でアップルⅠを生み、追加投資を投入を導入し、アップルⅡを生み爆発的に売れる。この製品にはMicrosoftのビル・ゲイツがアップルⅡのために自らが開発したOS・BASICが搭載された。ジョブズは1976年のアップルⅠ発売後からわずか4年後の1980年にジョブズは2億ドルの資産を得ることになる。

 当時アップルは象、Microsoftは蟻(あり)の様な存在だった。

『ザ・ライバル』ジョブズVSビル・ゲイツ ~ヒッピーとオタクの対決~より

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