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中国ロケット砲兵部隊幹部 トイレでゲーム三昧で左遷

 中国人民解放軍のロケット砲兵部隊の幹部が勤務中にトイレにこもってスマホゲームに夢中になっていたことが原因で、降格されていたことが分かった。中央軍事委員会が軍のニュースを伝える唯一のニュースサイトとして認めている「中国軍網(ネット)」が報じた。

 ところが、同ネットはこのニュースの中で、「軍内には将兵のストレス解消などのために、ゲームを奨励すべき」との声もあるとの見解も紹介しており、「2つのニュースは、ゲームの捉え方が矛盾している」などと軍内でちょっとした論争になっている。

 この幹部のトイレでの所行が発覚したのは、上官がこの幹部に何回も電話をかけても、いつも不在で連絡が取れないため、とうとうしびれを切らして、幹部のオフィスまで押しかけたのがきっかけ。それでも席にいないため、トイレに行って、ゲームに興じていた幹部を見つけ出した。この間、1時間以上が経っていたという。

 上官の執念が実ったといえそうだが、この幹部は兵器開発担当のエンジニアで、日ごろからストレスを抱えており、ストレスがたまると、トイレにこもってゲーム三昧になっていた。とはいえ、この幹部は軍の本体から離れて、軍傘下の民間の会社への配転を命じられた。

 ロケット砲兵部隊は軍内でも陸軍などと違い、大学卒や大学院出身の技術者が多く、知的なレベルが高いのが特徴。どちらかという「オタク」系の理科系出身者集団とのイメージが強い。

このため、軍内でもこの幹部に同情する声が出ているようで、記事の中で、「ゲームをめぐっては、ある陸軍の幹部は『時間を浪費しないのならば、ストレス解消とチームワークを育てるという面で有用だ』との声も出ている」と伝えている。

 ネット上では、さすがに、「軍務を放り出してトイレにこもってゲーム三昧」では論外だが、休憩時間などを利用して、短時間でゲームに集中して、ストレスを発散するのならば、ゲームも許可すべきとの声も出ている。それとは反対に、「軍人は基本的には軍務に忠実であるべきだ。勤務中に、ゲームなどをやっているから、中国軍はいつまでも弱いのだ」などとの正反対の書き込みもあった。

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