普通、債務不存在確認請求訴訟とは、サラ金から高利で借り入れした債務者が、多額の返済をしてきた結果、利息制限法に引き直して計算すると既に元本も弁済していたのに、なおも債務が残っているとサラ金が取り立てに来る場合に、債務者の側から白黒つける手段だ。
今回、音楽教室相手に著作権料を取り立てようと行動を起こし始めたJASRACに対して、著作権料の支払い義務がないことの確認を求める訴えを提起したのは、極めて効果的だと言える。
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音楽教育を守る会のウェブサイトでは、同会会員団体249社で原告団を結成ということであり、訴状の概要も公開されている。「訴状の」とあるが、原告団の主張の要旨をわかりやすく書いたものというところである。
フェイスブックページとツイッターも駆使しての法廷闘争であり、先行きが気になるところである。