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夢は月面着陸。熾烈な競争を12年間も繰り広げた、ソ連とアメリカの天才科学者――コロリョフ&フォン・ブラウン

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セルゲイ・コロリョフ
『ザ・ライバル』コロリョフVSフォン・ブラウン ~伝説の米ソ ロケット開発戦争~より

アメリカも黙っていない。1959年から有人飛行を目的とした「マーキュリー計画」を開始。NASAは1961年5月、アメリカが有人飛行に成功したその数週間後に月面に人類を送る「アポロ計画」を発表する。NASAのマーシャル宇宙飛行センターの所長はフォン・ブラウン。彼は巨大推進ロケット・サターンVを開発。アポロ計画の最重要人物となる。

その後、ソ連宇宙開発の中心的人物・コロリョフはシベリア流刑がたたり1966年に死亡する。ソ連の宇宙開発はまさに推進力を失う。しかし、韓国KBSテレビによると1991年、ソ連崩壊後、職を失ったロケット技術者は北朝鮮に亡命「ノドン」「テポドン」「スカッドミサイル」等の開発に関係していると言うのだから他人事ではない。その基礎にはブラウンのV2と旧ソ連の技術があると言うのだ。


『ザ・ライバル』コロリョフVSフォン・ブラウン ~伝説の米ソ ロケット開発戦争~より

1950年代にウォルト・ディズニーと宇宙探検のテレビ映画を3本制作したフォン・ブラウンはロケット技術者であり、アメリカの大衆に宇宙への夢を醸成し、合衆国政府をも動かした名プロデューサーであった。この時ブラウンに感化されたのだろうかウォルト・ディズニーは、フロリダ州オーランドのディズニーワールド内のエプコットセンターの「フューチャー・ワールド」(未来の夢)パーク内に宇宙開発の夢を語る多くのアトラクションを作っている。

この作品を観ていると「新技術」において何が「悪」で何が「善」かがわからなくなる。「マッド・サイエンティストと呼ばれても、周囲の人間を酷い目にあわせても、とにかくオレは宇宙にロケットを打ち上げたい。」と願った二人の男はその欲望を実現した。つまり「たとえ悪魔に魂を売り渡しても。」と思いながらもである。……「何となく解る気がする。」と言ったら不謹慎であろうか。

関連サイト
『ザ・ライバル』 ~世界が注目する12のライバルたち~

【ニコニコ動画】【予告編】ニコニコドキュメンタリーシリーズ『ザ・ライバル』 ~世界が注目する12のライバルたち~

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