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何のための徹夜国会なのか

昨日朝10時から始まった本会議は、一夜明けた今朝の7時半頃に終わった。何故こんなことになったのか。答えは簡単で、安倍総理が加計学園の追及が嫌で、国会を早く閉じたかったからである。

いわゆる共謀罪は、中間報告という方法で成立した。通常、法案は委員会で十分に議論された後、採決を行って本会議に送られ、本会議で採決して成立、あるいは参議院か衆議院に送られることになる。中間報告とは、委員会で採決を行わず、質疑を打ち切り、本会議での採決しか行わない手段である。

過去に中間報告がなされた例がないわけではない。例えば、臓器移植法の時には、党議拘束をかけておらず、委員会で採決した方が混乱するという理由で、中間報告という手段が用いられた。このときには全会一致で、このような手段が用いられた。

また、委員長が野党の場合、野党が採決に応じなければ、いつまでも委員会審査が続くことになる。与党がこれを打開するためには、委員長を解任して、与党の議員に変えたうえで採決を行うか、中間報告という手を取るしかない。

今回の中間報告は前述した2つの、どちらの例とも違っている。委員長は与党であり、委員会で強行採決する気になればいつでもできる状況だったが、日程が差し迫っていたので、中間報告という暴挙に出たのである。

おそらく、参議院自民党は中間報告することなど念頭になかったと思うが、総理からの指示で仕方なく行ったのだと思う。安倍総理の暴挙は、このようなところでも行われているのである。

加計学園は新しい局面に入った。文部科学省がメールを再調査し、今までになかったメールが出てきたのである。その内容は、総理官邸が関与していることを示唆するものであり、いよいよ安倍総理は追い込まれてきていると思っている。明日も質問に立つので、何とか安倍政権を倒せるように頑張りたいと思う。

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