「総理から獣医学部の新設を特に推進してほしいとの要請は一切なかった。と語った。(読売新聞30面)
①獣医学部の新設について『加計ありき』で検討されたとの指摘は事実に反する。
②規制が合理的だとの根拠を示す責任は新設を認めない文部科学省側にあるのに、同省は十分な根拠を示せなかった」
極めてわかりやすい説明である。岩盤規制改革を目指す官邸、内閣府と、改革に反対し既得権益を守ろうとする文科省との闘い、綱引きだった。この構図は他の省庁にも通ずる。
規制緩和する事で一つわかりやすい例は、外国人の訪日である。これもビザの緩和によってである。法務省、警察、外務省は慎重な姿勢を示しても、官邸は大きく舵を切った結果である。
「加計学園の件にしても意図的に恣意的に取り上げ、騒ぐ方がおかしい」といった声が寄せられる。同感である。獣医学部が民主的手続きによって新設されても何が問題なのだろうか。
「テロ等準備罪」にしても一部報道は「共謀罪」と表現する。法案名は正確に記すべきでないか。
15年前、まったく有りもしない、ない話を一方的に作られ、流された「ムネオバッシング」を経験した者として、事実、真実を国民に知らせてほしい、いや知らせるべきだと強く感じてやまない。