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加計問題が追及されたくないから 審議もしないまま共謀罪の強行採決 安倍内閣はルールも守らない 野党は臨時総会の開催請求せよ

 共謀罪法案が強行採決されました。

 委員会採決をすっ飛ばし、中間報告で強行するという異様な方法をとり、衆議院もそうですが、参議院ではさらに審議もほとんどなされないまま、会期末を迎えての強行採決です。

 従来であれば、形ばかりの会期延長を行って「審議」をしたことを演出してきたにも関わらず、それすらもしないで、さっさと数だけで押し切るというやり方は、これまで国会で積み重ねられてきたルールすら無視するものであって、安倍自民党、公明党に民主主義を語る資格はありません。

 しかもその動機が加計問題で野党から追及されたくないからというのだから、暴挙も甚だしいものです。
 文科省は、「類似の文書」があると公表するそうです。

「加計」類似の文書存在…文科省再調査、公表へ」(読売新聞2017年6月15日)
「「加計学園」の獣医学部新設を巡り、文部科学省は、内閣府が早期開設を迫ったとする民進党入手の文書と類似する文書が省内に複数あることを再調査で確認した。
 一部に書式や表現が異なる部分もあり、今回確認した文書の作成経緯や職員間の共有状況を調べている。文科省は15日にも再調査の結果を公表する。文科省幹部らが明らかにした。」
 この程度の公表だったら、もっと早くできたでしょう。やっぱり共謀罪強行採決の後の公表ですか。予定通りということでしょう。
 しかも、「一部に書式や表現が異なる部分があり」というのであれば、その文書も含めて公表するのかも問われます。
 このように書式や表現が一部異なるということは、文科省の幹部のみなさんでじっくりと共有していたということを意味します。

 これで疑惑に蓋をできると思ったら大間違いです。誰が納得すると思いますか。

もう表舞台に出る資格はない!

 野党4党は、さらに文科省を追求しなければなりません。このまま国会が閉会など許されません。
 与党自民党は会期を延長することはありませんから、このまま会期末を迎えることになりますが、野党4党は、結束して加計学園問題追及のため、臨時国会の開催を請求すべきです。

第53条  内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。

 臨時総会の開催請求には内閣に拒否権はありません。
 それにもかかわらず、以前、安倍内閣は野党の臨時総会の開催請求を拒否するという暴挙まで行っています。
安倍氏に憲法「改正」とは滑稽だ 臨時国会を召集しないのは議会制民主主義の蹂躙と憲法破壊

 今回の強行採決といい、憲法すら踏みにじるという安倍内閣が今の日本の指導者であるということは恥辱です。

 野党4党は、臨時総会の開催を請求し、安倍内閣を追い詰めましょう。

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