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「こんなことやっている場合か」――自民党議員3人が韓国で入国拒否

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日本人観光客から「こんなことやっている場合か」というヤジも飛んだ。(提供/AP・AFLO)


 日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)北西の鬱陵島を視察する目的で、自民党所属の国会議員三人が八月一日、ソウルの金浦空港に降り立った。だが、迎えたのは、数百人のデモ隊による抗議のシュプレヒコール。三人は韓国政府によって入国不許可となり、強制的に帰国させられる異例の事態となった。


 鬱陵島を視察しようとしたのは、自民党の新藤義孝、稲田朋美両衆院議員と佐藤正久参院議員。竹島を「固有の領土」として実効支配する韓国では、七月に視察計画が発表された段階から市民団体などが強く反発。混乱を懸念した韓国政府は、新藤議員ら三人を出入国管理法の「公共の安全を害する行動を起こす恐れがある」ケースに該当すると判断し、入国不許可に踏み切った。


 金浦空港に到着した新藤議員らは、入国審査前に空港職員によって別室に案内され、入国不許可を伝えられた。だが、受け入れられないとする新藤議員らは、根拠の提示などを求めて約九時間にわたって別室にとどまることとなり、最終便で帰国した。


 韓国紙は、佐藤氏が韓国併合を正当化したり、稲田氏が靖国神社参拝に積極的な姿勢などを取り上げ「右翼的政治家」と批判。渡航前から、韓国政府は「(三人の)入国許可は一〇〇%有り得ない」(外交通商省当局者)と強い姿勢で臨むことを示していた。一方で、日本政府も入国不許可に抗議するなど、日韓の外交摩擦に発展する様相を見せた。


 韓国では八月一二日から国会の委員会が竹島で会合を開く予定で、三人の国会議員はそれを牽制する意図があったと思われる。だが、日韓両政府に共通していたのは「これ以上、事を荒立てたくない」との思いだ。日本側は「北朝鮮問題を抱える以上、韓国との連携が重要」(外務省筋)とし、韓国側も「不毛な論争は無意味」と切り捨てる。


 韓国政府当局者は「ひと昔前の自民党ならこうした議員の行動を許さなかったはず」と嘆いた。


(北方農夫人・ジャーナリスト、8月5日号)


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