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「賭けスポーツ」が日本で合法化する日は来るか? 専門家が語る見通し

さて、少し前に原稿をお渡ししたものですが、個人的にはあまりないスポーツメディアからの執筆依頼でしたので印象的だった記事が公開されましたのでご紹介いたします。以下、スポーツ統合メディアのVictoryからの転載。
「賭けスポーツ」が日本で合法化する日は来るか? 専門家が語る見通し
https://victorysportsnews.com/articles/4053/original
上記記事内にも書いたことですが、スポーツとカジノの関係というのは伝統的に非常に強く、ボクシングの多くのタイトルマッチがラスベガスやマカオを開催地としていること、またモナコ、マカオ、ラスベガスなど有名なカジノ都市が、同時に「モータースポーツの聖地」であることは偶然ではありません。スポーツ、中でも特に格闘技やモータースポーツは「中年以上の男性富裕層」の顧客を数多く抱えており、この種の顧客というのはカジノが「喉から手が出るほど欲しい」顧客層なんですね。

また最近のカジノ業界では高齢化が進行しているカジノファンの「若返り」が業界を挙げて行われており、その一つの手段として近年世界で大きな興隆を見せるeスポーツをカジノが積極的に取り込んでゆく現象が見られます。この辺りの業界トレンドに関しては、以前、別のエントリで書いたことがあります。
カジノとeスポーツが紡ぎ出す未来
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/9397647.html
そして、実は我が国において導入検討が進んでいるカジノを含んだ統合型リゾートにおいても、このような各種スポーツとカジノの連携がまさに政府検討されているのが実態。以下は現在、我が国のカジノ導入に向けた制度検討が行われているIR推進会議内でスポーツ庁が提示した資料でありますが、そこには「統合型リゾート整備を景気としたスポーツの成長産業化」といったキーワードが見てとれます。

リンク先を見る
(出所:IR推進会議 第二回資料)

同様にこのような各種スポーツとの連携は統合型リゾート誘致を検討している各自治体内でも進んでおりまして、例えば関西でカジノ誘致を希望している自治体の一つである大阪府泉佐野市ではスケートリンクと連携した統合型リゾートの開発が構想されていますし、同じく和歌山県和歌山市ではセーリング(いわゆるヨット競技)のナショナルトレーニングセンターと隣接する地域が統合型リゾートの誘致候補地となっています。

このように統合型リゾートはスポーツ競技場のみならず様々な観光商業施設と開発連携が可能な、多様な可能性を秘めた観光資源です。現在、国で行われている論議はどうも国が期待する方向に各自治体の構想を「収れん」させてゆこうという力学が強く働いていますが、制度はそのような多様な統合型リゾートの開発可能性を阻害するような建て付けであってはならない。

日本の統合型リゾートが、金太郎飴の如く西から東まで同じような施設ばかりとなってしまえば、我が国のカジノ産業の未来は暗いものになってしまうといえるでしょう。

ということで、未読の方はVictoryに掲載された寄稿記事をご覧下さい。
「賭けスポーツ」が日本で合法化する日は来るか? 専門家が語る見通し
https://victorysportsnews.com/articles/4053/original

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