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大学院で初講義、財政を身近に議論しよう!

 今日が、千葉商科大学会計大学院の、初講義。
 生徒さんは、フィナンシャルプランナーの資格をもっていらしたり、実務経験のある、大人の方々なので、しゃべりっぱなしではなく、「なぜこうなってると思いますか?」
 「国の予算についての、こういうデータってご存知でしたか」
 「周囲では、財政赤字について、どういうお話聞きますか」等など、、意見交換も交えて、アメリカの大学院みたいに、コーヒーを片手に、やっていこうと思っています。

 みなさんが、「今更ながら、これはひどい!」との反応だったのは、ちょうど今日、菅副総理から、21年度の第2次補正予算は、第一次補正予算を凍結した2,7兆円を超える、とのご発言があった、補正後の財政。

 補正後予算は、102兆円で、その財源の43%,44兆円が、国債発行、つまり借金です。

 鳩山総理は、選挙中に仰った「国債発行をふやさない」公約を、当初予算の33兆円ではなくて、「ばら撒き予算」と批判なさっていた、自民党政権最後の補正後における国債発行額の44兆円を基準としているのです。

 そもそも、それもかなり、違うなとおもわれるのですが、さらに、1次補正で、「いらない」とはがしたエコ関係の予算も、だいたい復活させて、そのうえさらに歳出規模を増やす、ということ。

 景気は万全ではない、アメリカをはじめ、諸外国が財政悪化もあり、自動車購入補助など、リーマンショック時の緊急経済対策を、期間終了後、延長できない状況になっています。すると、ガス欠で、景気は減速するよ、と私も含め、多くの論者が警告していました。

 国際会議の場でも、景気減速懸念は表明されていたのに、マクロ経済の認識をはっきりさせずに、「1次補正予算から、何が何でも財源を3兆円出すんだ!」これだけが先にありき!?

 それも、今から1ヶ月位前までは、その3兆円財源を、22年度予算に使うかのような発言が、なされていました。
 それが、はじめからみえていた、いや政権党ならみえていなくては困る、経済弱化がようやく解って?今度は、「10兆円補正」?バナナの叩き売りですかね。

 「ひょっとして、一般会計の半額が、国債発行になるんじゃないですかね、それって異常ですよね」
 今日の生徒さんのご感想です。

 それでも、まだいまの与党政権をご覧になる国民の目は、相対的に温かいと思います。鳩山家の子育て9億円手当問題は別でしょうが、、。
「自民と違って、慣れていないから、もうちょっと見てみないと、、。」という声が、中立的なお立場の方からも聞かれます。

 これから、事業仕分けで判断されたことが、どれほど実額に反映されるのか、が見えてくるでしょう。

 22年度予算、、、怖いわ!

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