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blogosでもアクセス1位に!赤字の功罪論争

 はまぞうで、三日間1位にランクされていますが、ライブドアのblogosでも、1位になりました!光栄です。

しかし、コメント下さる皆さんの中で、財政赤字や、日本の国債発行量に、かなり危機感を持っていらっしゃる方と、「そもそも赤字って何がわるいの?」という方との、かくも大きなギャップがあることが、いまさらのように、わかります。

日本の財政法では、そもそも、建設国債しか出せない原則になっているのです。建設国債とは、道路、橋、ダム、空港、まちづくりなど、資産が残るもの。文字通り、建設するものの費用に充てるものが主ですが、科学技術などへの出資も対象になります。

国債といえば、個人で買ってらっしゃる方は、だいたい10年ものを連想されるでしょうし、発行額の大半が、10年債ですが、償還は、60年かけて行います。そこがそもそも家庭や企業の借金と、すごーく違うところで。今年うまれたお子さんが、60才になるいまで、少しずつ返していくのです。だから、その子が生きている間、使えるような資産が残るものであれば、世代間で負担をつけまわしたことに、ならない、少なくとも、ならないと言いやすいので、同じ借金でも建設国債は罪が軽い。

赤字国債の使途は、その時代の人々の便益のために、つかわれる支出が主で、これを将来世代が少しずつ、増税で返していくことになる、これが世代間で不公平といわれる理由。

もう1つは、私がちらっとふれたマーケットキャパシティの問題で、数年前、幸田真音さんの「日本国債」という本が、話題になったころ、日本国債の格付けが、アフリカのルワンダ並みに下がって、私たちは財務省で、その弁明に追われていました。
つまり、市場参加者の認識として、「こんなんじゃ、返せない」が大勢となれば、暴落、そこまでいかなくてもじりじjり金利が上がって、、。
 これは、今の景気では、悪夢です。1%の上昇で、倒産がばたばた。といって実感されない向きは、住宅ローンの変動金利が上がったら、ということ。

 そのころは、借換債を入れて120兆という数字が結構、みんなの頭にありましたが、今やそれは越えてきていて、限界がどこなのか、、。

財政法のルール。戦前・戦中。財政規律が破たんするとともに、議会や政党政治も実質破たんし、我が国も破たんしました、その反省に立って、作られたのが、「赤字国債は、例外的にしかみとめない、という原則(昭和50年以降、ほぼ毎年赤字国債は発行しているので、もはや原則とはいえないかもしれないけれど)と、予算単年度主義の原則です。

だから、毎年「財源確保のための特例法」を予算委員会に出して、その中で、赤字国債いくら出します、と明記して、国会で通してもらって、発行できる、という制度になっているのですが。

 「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」というのが、今の風だから、ああいう選挙結果になったのですが、先日、ある大学院の学生さんとお話ししていて、というか質問を受けて、どきっとしました。
まず彼は、オイルショックを知りません。「インフレ、高金利って悪いことなんですか?勉強始めてから、ずっとデフレとの戦いでした。」

 たしかに、これほどの膨大な赤字を抱え、これほどの国債発行残高でも、国内の長期金利は、低めにおさまっています。

何が悪いの?オオカミ少年?

今夜は、ここでいったん切りますので、コメントお待ちしてます。

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