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国民の知る権利から当局を守る防波堤、記者クラブは駄目だってよ。

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基本リリースや、会見で大臣がどういうことを述べたかということ、つまりは当局が伝えたいことを伝えるのがお仕事です。間違ってもぼくのように防衛省が納税者に伝えたくないことをしつこく聞くことはしません。「大臣、沖縄の感情をどう思われますか」とか無難な情緒を聞いたりします。
これを発表ジャーナリズムといいます。 つまりは政府の広報のアシスタントをしているだけです。

だから、装備調達の初度費がついたことも知りませんでした。
だって、防衛省がリリースもくれず、レクチャーも開いてくれなかったからです。
つまり、防衛省が知らせたくない情報だったわけです。でもこっそりと防衛白書はHPの書類の欄外などに初度費の存在を記載していました。
まあ、アリバイ工作という奴です。公開はしたのだから、読まない奴が悪いと。
だからぼくが初度費について報じるまで、記者クラブは誰も知りませんでした。しかも防衛省の説明は間違っていました。初度費は初期費用と説明していますが、実は延々と払い続けることができ、装備調達のコストを不透明にしております。ですから、防衛省の発表しているライフサイクルコスト報告書も眉につばをつけて読む必要があります。
こういう取材を記者クラブの皆さんは積極的にしません。

ぼくが記者会見に出ている時に、大臣や幕僚長が困るような質問は聞いたことがありませんでした(たまに声を荒げる人はおりましたが内容はねえ、という感じ)。

そしてぼくは常に大臣や幕僚長が困るような質問をすることを旨としてきました。無論、一般メディアとぼくら専門記者が専門媒体向けの質問や記事や関心は違います。
ですが、それを割引いても残念な質問が多かったですね。

しかもオスプレイに関して、ぼくがAW609が競合というのはおかしいだろうとか、AAV7でまともな試験していないだろうという一般媒体でも興味がありそうな質問をしても誰も後追いをしませんでした。
フリーランスごときの後追いはしたくないのでしょう。ところが、あいも変わらず、オスプレイに関しては悪意と無知による、土人のような批判記事と提灯記事ばかりでした。

その上、そういう当局が嫌がる質問をすると「皆様のNHK」の防衛省記者クラブキャップだった鈴木徹也記者から、そういう質問をするなとインネンをつけられました。これは取材妨害です。「皆様のNHK」が同業他社の取材を妨害しようとしたわけですが、この件でNHKの広報に連絡を取ろうとしても、電話を「視聴者係」にしかつなぎません。

徹底して自分たちへの批判を無視するのが記者クラブの体質らしいです。
なにしろ防衛記者クラブのコーヒーサーバーでコーヒーをつくるのも防衛省の事務官のお仕事です。これは癒着という奴ではないでしょうかねえ。

こういう組織が官庁などの取材機会を囲い込んでいる訳です。
繰り返しますが、その分野の知見をもった専門記者のアクセスを妨害して、自分たちで独占してるわけです。
政府の問題点の追求なんてできるわけがないでしょう。

彼らが重視するのは当局のとの良好な関係です。関係が悪くなると情報をもらえなくなります。
ですから、記者会見でも八百長試合みたいな質問ばかりが出てきます。

ところが、いったんスキャンダルとか事件が起こると、ぼくのような専門ジャーナリストに話を聞きにきます。
防衛省の取材機会を独占している君らの、方が詳しいんじゃ無いの?と、嫌みの一つも言って、取材を断ろうかと思うことも多々あるのですが、間違ったことを書かれてもかなわんな、と取材に応じるわけです。

ギャラがでることもでないこともあります。コメントがでても所詮、数千円程度です。自分の時間を数時間も使ってレクチャーするのは納得いかんなあ、とか思うのですがこれもお国のためと(笑

最近真面目に、防衛省か防衛記者クラブを相手に裁判を起こそうかとも思っています。
どうせ裁判所は行政と、メディアよりですからろくな判決はでないでしょうけども、ぼくは今日この商売やめても喰っていけるので、面白いから裁判起こしてみようかなあ、と。

本来こういう訴訟は雑誌を発行している出版社など、カネと兵隊がいるところがやるべきことだとは思いますが、大人の事情があるのでしょう。

いずれにしても記者クラブは国民の知る権利から当局を守る防波堤でしかありません。それで楽な商売をしているギルドです。早急に解体すべきです。

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