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武道振興 銃剣道振興議員連盟が設立

このたび発刊され全国の中学校に配布される

日本武道協議会編「中学校武道必修化指導書」

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。

安倍政権の教育再生の取組みとして、道徳教育の充実とともに、武道の振興があります。

5月31日(水)、武道振興の一環として、銃剣道振興議員連盟(衛藤征士郎会長)が設立され、私が事務局長を務めることになりました。

武道には9武道あり、「武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技の修練による心技一如の運動文化で、心技体を一体で鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、人間形成の道であり、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道の総称」(日本武道協議会)と言われています。

http://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/kankeidantai_01

●武道禁止から武道必修化へ

終戦後、連合国軍のGHQの占領政策によって、武道が禁止されてしまいました。それは、我が国が二度と連合国軍に立ち向かうことがないようにと、非武装(現行憲法9条)とともに、教育の民主化・自由化の一環でした。

10年前平成19年、第一次安倍政権で教育基本法を改正し、教育目標の一つに「伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する」ことが明記されました。その一環として、中学校体育で武道が必修化され、平成24(2012)年度から全国1万校の中学校で実施されるようになりました。67年ぶりの復活でした。

完全実施後5年が経ちますが、大きな事故もなく、順調に推移してきました。しかしながら、課題もあります。武道協議会によると、武道の年間実施時間は10時間程度であり、指導者の段位取得率は5割程度であり、内容充実が急務です。また、武道と言っても、全国1万校の中学校の内、柔道が59%、剣道が34%両武道で93%を占めており(平成27年スポーツ庁調べ)、多様な武道への取組みも課題となっていました。

●武道の振興 学習指導要領に9武道を明記 予算措置

そこで、今年3月に改訂した学習指導要領には、中学校体育に従来の4武道(柔道、剣道、相撲、なぎなた)から9武道全部を明記しました。

今年度予算には、19億円を計上し、⑴教育の資質向上・指導力強化、⑵特色ある武道指導の実践、⑶支援体制の強化、⑷指導成果の検証を行う予定です。⑶支援体制の強化策として、従来の柔道と剣道の2団体から、9武道の全団体を支援することになりました。具体的には、指導法のガイドライン作成や指導者の人材バンクの作成等です。

●議連の設立

写真は設立総会の模様です。

 武道振興を目的として、超党派の武道振興議員連盟(高村正彦会長)があります。3月に総会があり、それについては以前報告しました。

 3月1日「武道の振興」 http://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12252307063.html

 9武道の内、このたび銃剣道の振興と普及を目的として「銃剣道振興議員連盟」(衛藤征士郎会長)が設立されたわけです。

 銃剣道は、明治初期に欧州の銃剣術と、我が国の伝統的な武術である槍術の突き技を基調として発展してきたもので、ハイブリッド(融合)武道です。左半身で構え、相手の喉と胸の突き技のみの競技で、動作も単純で、修得も容易ですが、真髄を極めるとなると奥深いものがあると言われています。「突く」「抜く」「打ち払う」「かわす」「押す」などの木銃の動作と「足さばき」で果敢に攻めるところが特色です。

 http://www.jukendo.info/

 当日の銃剣道振興議員連盟設立総会では、銃剣道関係者も出席して要望も頂き、スポーツ庁からも現行の武道振興策を聞き取りました。参加した議員からは、次のような発言がありました。

・指導者の育成が急務である。

・銃剣で突くというイメージが強いので、イメージアップが必要である。

・次の課題は高等学校の学習指導要領改訂になる。高校の体育にも明記すべき。

・体育の正課だけでなく、部活動も振興すべき。公立学校だけでなく、私学への普及も図るべき。

・武道協議会が作成したと聞いている指導書を配布してほしい。また、スポーツ庁の事業を活用し、都道府県ごとの人材バンクを作成してほしい。

・銃剣道は武道であるので、まずは礼儀をしっかりと指導してほしい。

・指導者については自衛官を活用してはどうか。

・普及に当たっては少年の部の強化が必要である。以前剣道部の生徒に協力してもらい実践し、うまくいった学校もあるが、一方で剣道部の指導者に理解がないと当然ながら剣道の活動が主となってしまい、うまくいかなかった例もある。

・同じ失敗をしないためにも、普及に失敗した例も共有してほしい。

・大学での取組を充実し、まずは指導できる教員を育てることが必要だと思う。

・連盟の役員をやっている地元では、日教組が強く、拒否反応が示されてしまったことがある。このため県議会議員が役員をしている私立学校で取組を進めることが第一歩かと考える。

・国体等、大きな大会に出られるチャンスがあることを売りにしても良いと思う。

・スポーツや武道の種目によって格差が生じていることが問題。

・外部指導者が教育委員会等に入っていけない現状がある中で、部活動指導員の制度を活用すべき。

・成功例をビデオなど、ビジュアルで作成しアピールしてほしい。

以上、活発な議論がなされました。夜には、銃剣道関係者との懇親会も開催されました。

「伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する」人材を育成するために、引続き武道振興に力を尽くします。

●6月2日(金)は参議院本会議開会

 6月2日(金)は、朝8時から自民党本部で部会に出席し、午前中は参議院本会議が開会され、民泊関係の法案等を審議します。午後からは、省庁から説明を聴取し、オウム真理教対策関係市区町村連絡総会に出席します。それにしても、文科省の内外の道徳教育はどうなっているのかと、突っ込みを入れたくなる今日ではあります。ただ、担当者は今回のように公務に邁進していることも理解しています。

 今日も一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー

 私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」や「和を以て貴しとなす」「万機公論に決すべし」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に日々全身全霊で取組みます。

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