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「 本会議場の銀座通り 」

 今週は、4時間近くかかった長い本会議があった。 政権政党となってそれぞれの役職についているので、主要な幹部クラスの閣僚や、委員長がお互いゆっくり話しをするのが難しくなった。
 お互い電話で話す時間もなく、伝言メールでやりとりするくらいだ。

 そうした中にあってこの本会議場は、お互い顔を見て話をする場として実に良い。それも4時間近くもあれば、互いの近況やかかえている問題、更には、所管外だが気になることなどを、それぞれ頼り合って話しあっている。

 私の本会議の席は、最後列の閣僚席に接している。 並びで言うと、総理、副総理、岡田大臣、前原大臣、中井大臣、赤松大臣、そして通路を隔てて小沢大臣、長妻大臣、私となる。 さらに私の右隣には、古川副大臣、筒井農水委員長、山田農水副大臣と続く。 こうしたメンバーだから、様々な話しが出る。

 さらに、この並びのメンバーにこの機会とばかりに相談に来る若手議員も多いので、変な言い方をすれば、「来客」が絶えない。 本会議場の「銀座通り」と化している。

 たとえばこのうちの閣僚のだれかが答弁の為いわゆる「ひな壇」に行けば、席が空席となる。するとその席に他の議員が来て話が始まる。
火曜日には鳩山首相が最初から最後まで、本会議に出席されていたので、ほぼ絶えることなく議員の「来客」があった。首相も大変だ。

 特に鳩山さんは、人柄なのかどんな相談にも熱心に耳を傾ける。 お疲れのところ本当にご苦労様だ。逆に私は、気を使ってできるだけ総理には話しかけないようにしているが、ここぞとばかりの議員の迫力には総理も押され気味で見ていて気の毒だ。
また閣僚席にもここぞとばかりに「議員」が押し寄せてくる。たまたま、この最後列の席は本会議場から外に出るいわゆる通路になるので、自分の席を立って議
場を出る議員は閣僚席や私の席の前を通過することが多く、その時に目と目が合ってしまう。

 するとまた、用事を思い出しては話し込むという次第だ。 演説している議員には多少悪い思いもあるが、とにかく多忙な議員にとっては本会議は貴重な情報交換の場である。さらに言えばマスコミのことをまったく気にしないで話しが出来るのもいい。

 何を話しているかは一切他言無用だが、4時間もあれば新聞の一面に行くような話題が、そこらここらで話しあわれている。

 お互い顔色をみるだけで仕事がうまくいってるかどうかもわかるくらいだから、心配したり励まし合ったりまさにいろいろだ。
本会議場の知られざる一面をちょっと紹介してみた。

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