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亀井大臣の大立ち回り

 先週の土曜日に収録されたTVタックルに半年ぶりに出演した。 避けていたのではないが解散政局で多忙を極めてその後の総選挙の怒涛の日々で出る機会がなかった。 しかし、たまに出るのは怖いものだ。 半年分の皮肉と冷やかしを浴びせられた。 レギュラー陣にはこれからは出来るだけ出ますと言い訳して退散してきた。
 ところで、このところの政治報道の主役はやはり、亀井大臣だろう。 衆議院でわずか3人の党の代表が良くも悪くも鳩山内閣をブンブンと振り回している。 取材でも聞かれることは亀井大臣のことばかりだ。 郵政の社長人事問題はその核心だ。  たぶん民主党の大臣ならば元大蔵官僚を選任するなどとは考えもしないだろう。 しかし、亀井大臣はお構いなしに斎藤次郎氏を社長に据えた。 全く予測不能な人事だった。
 民主党の政治家は、一部を除くと全体にまじめでルールを逸脱したり常識外の行動に出るタイプは少ない。 今度も初の政権交代ということで各閣僚も手堅いベテラン政治家が選ばれている。 そして、みんなマニフェストを実行しようと釈迦力に取り組んでいる。 ところが、一人だけ、昭和の自民党時代の雰囲気を漂わせ異彩を放っているのが亀井氏だ。 この予算委員会でも自民党の質問に一人閣僚席で大暴れだった。 町村元外相が「おい亀井静かにしろ。」とカッとなって怒鳴ると、亀井氏は「おい町村、お前ごときに何の権限があるんだ。 この野郎」 とやり返した。  委員会は騒然となり10分間中断した。 たぶん、民主党の若手議員はあっけにとられてこのやり合いを見ていたのではなかろうか。
 実は、私も亀井大臣とは浅からぬ因縁があり、半年前も故中川大臣の辞任問題で激しくやり合いこのことが両党の幹部を巻き込む大騒動となってしまった。のちに私が亀井大臣に詫びを入れる形でこの問題は手打ちをしたが、とにかく、民主党にこの男に対抗できるキャラを持っているのは小沢幹事長くらいしかいないだろうと私は思っている。
 まあ、よくも悪くもこの型破りな個性こそ亀井静香という政治家の政治家たる所以ではなかろうか。 この亀井大臣の大立ち回りのエネルギーを出来れば良い政策を実現する方向に使いたいものだ。

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