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医療情報広報のあり方の再考を ネット情報は叩かれても週刊誌はやりたい放題でいいんですか? 免疫治療と抗がん剤から 

また週刊現代の記事です。

海外の医者は処方しないのに、日本の医者がなぜかよく出す「薬」一覧 日本人は世界一の「薬依存」!?

まともなコメントが増えてきていることを以前のブログでお話しさせていただきましたし、2/3ぐらいは同意します。ただ今回どうしても少し気になる点について過激ですが書きます。

自由診療である免疫治療ANK療法を行っている新日本橋石井クリニック。そこの院長がTS-1についてコメントされています。
>これが今でも飲まれているのは日本とロシアだけです。
このプレス見てませんね。
>日本においては、他に結腸・直腸癌、頭頸部癌、非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌、膵癌、胆道癌の6つの追加効能を取得しています。海外では、胃癌の適応でアジア(7カ国・地域)、欧州(15カ国)で販売されています。
まあ胃がんの8割がアジアなんで確かにアメリカでは売っていません。ただ他国からの学会発表も出ていますし、少なくとも日本とロシアだけではないです。
>TS1でがんの再発予防ができる可能性はほとんどありません。
この人効果がほとんど認められなかった前のUFTと勘違いしていない?しっかり延命効果が出ている2007年のNEJMは読んでいない?先ほどのLANCET ONCOLOGYも読んでない?まして日本では今進行/再発胃がんにおいてシスプラチン+TS-1はファーストラインの治療で大腸癌でも膵癌でも効果出ているんだけど。本当最近の学会にも出ていないのでは?専門外の血液内科医でも知っているのに。
>日本ではがん治療における免疫の大切さがまだまだ理解されていないのです
そしてここ。抗がん剤と免疫なんてまだ世界の誰もコントロールできないよ。自分はできているなんてコメントは抗がん剤の使い方含めて腫瘍学を一から勉強しなおしたら。抗がん剤の評価もまともにできない人間がまだ確立されていない免疫治療なんてできるわけがない!

病院の宣伝? いや自分が無能という自爆行為でしょう。私はマスコミを強く批判していますが、こんないい加減な医師にお金を巻き上げられる患者さんがかわいそうで仕方ない。同じ免疫治療でも瀬田クリニックは多少評価しているのですが、その他いろんなところで免疫治療を宣伝している病院は本当最悪。 マスコミはこんないい加減な治療を結果として宣伝していることを危険と思いましょう。

ヘルケア大学がWELQと同じようにまた叩かれていますが、ネット情報は叩かれても週刊誌はやりたい放題でいいんんですか? 医療情報のあり方を再考すべきです。

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