記事

(6/3追記)前川元次官はなぜ暴走しているのか?経歴から読み解く

2/2
では直接的に高等教育局畑を歩んでこなかった前川氏がなぜこれほど政権を批判しているのかというと、率直に言って天下り問題で実質的に首を切られた「逆恨み」なのではないか、と私は思います。実際、菅官房長官は前川氏の次官辞任の経緯について「当初は責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位に恋々としがみついていた。その後、天下り問題に対する世論の厳しい批判にさらされ、最終的に辞任した」と述べています。


私は自らが担当した職務についてなんらかの不正があった場合、元官僚が所属組織を告発することは情報公開の観点から非常に重要だと思いますが、このような形で情報が歪んで伝えられるのは必ずしも望ましいことではないと思います。前川氏は「初等中等教育局のドン」であるに過ぎず、今回の事案で最も発言が重要視されるのは本来前川氏ではなく常盤豊高等教育局長であるはずです。仮にこの問題で証人喚問を行うとしたら現高等教育局長である常盤氏、もしくは前高等教育局長である吉田大輔氏が最優先に考えられるべきです。なお吉田氏は退職後、文科省の斡旋で早稲田大学へ天下ったものの、一連の問題で退職を余儀なくされています。もっとも仮に事実であったとしても全く違法性がない加計学園の問題で証人喚問をする価値があるとは私は思えないのですが、、、

この点メディアも数十年間大学誘致に懸命になってきた今治市の為にも、この辺りの職務分担を正確に突き止め、適正な調査と報道を行なって欲しいと考えるところです。。。まぁもう加熱してるので難しいかもしれませんが。。。

ではでは今回はこの辺で。


======================

(6/3追記)
本記事について文部科学省の職員の方っぽい人からtwitterで以下のような指摘を受けました。

「なんだこれ。基本、前川さんは総務畑だ。実務担当である係長時代は高等局で高等教育計画の担当だったのは省略し、官房総務課長や副長の経歴も省略してるし、それをもって、初等中等教育行政のドン、逆恨み、とは、こじつけも甚だしい。」

「高等教育計画に土地勘があり、特区は総務課マターだし、詳しくないわけがない。」

まずもって私は前川氏の経歴はwikipediaから引っ張って来たもので高等教育計画を担当した過去や官房総務課副長、官房総務課長の経歴があったのは存じ上げませんでした。その点率直にいって調査不足でした。

その上で私見を述べますと、前川さんが高等局で高等教育計画を担当していたのは20年弱前の話で主張の大筋は今でも間違っていないと思っています。また総務課として特区制度に絡んでいたとなると、まさに民主党政権時代の2010年から獣医学部の新設を「検討する」といってサボタージュし続けた当本人ということになるので、やはり「逆恨みなのではなかろうか」という心象を強くした次第です。

あわせて読みたい

「加計学園」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。