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リップル、ネム、オーガー……。主要なアルトコインの特徴をまとめるよ。

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公証をブロックチェーン化する「Factom」。

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こちらも今後の発展が期待できる技術です。coincheckがわかりやすいので引用。

ファクトムは、貸付記録や証券、保険等、あらゆる書類や記録をブロックチェーン上で管理することを可能にします。

Fact(事実)という語源から来ている通り、例えば登記簿登記や印鑑証明など、特定の事実を証明する公証のような役割を期待されています

大量の記録やデータを中央データベースで管理することは、管理に問題があり、多額の罰金を支払わなければならなくなった例もあるほど、大きなリスクと手間がかかります。

ファクトムを利用することで、世界中に分散されたコンピュータによる安全且つ透明性の高い状態での保存記録が可能になります。

ファクトムがブロックチェーンに記録するのは書類やデータのハッシュのみなので、個人情報や機密データが漏洩することはありません。様々な記録や証明を、大量に、安く、そして機密を保護しつつ記録できるというメリットがあります。

ファクトムの仕組みを利用するときには、仮想通貨である「factoid」の支払いが求められます。この仮想通貨はすでに販売されており、やはり「coincheck」などで購入できます。

技術としてのファクトムが世界中で使われるようになれば、factoidの価値も今より高まるはず……。ぼくも10万円分くらい買ってます。

予測市場のための「Augur(オーガー)」

主要な仮想通貨のなかでもっとも技術的にワクワクするのが、この「オーガー」。

オーガーは「予測市場」をターゲットにして技術です。「ビットコイン研究所」のブログより。

予測市場というのは、簡単にいうと、未来におこる出来事にたいして、お金を賭け、実際に起きた結果を言い当てたほうがお金を得るというギャンブルの一種だ。

たとえば、「次のアメリカ大統領選挙でどちらの候補が勝つか?」「ワールドカップでどこの国が優勝するか?」

といった社会やスポーツイベントなどの予測が典型的なものだ。

Augurが目指すものは、こうした未来の出来事にたいして、賭けを通した集合知による予測を行い、実際の事実を認定するという、分散型のプロトコルである。

Augurのソフトウェアは、オッズを算出し、賭け金を預かり、事実を認定し、配当まで行うが、そこには、特定の胴元が存在せず、分散型のソフトウェアが、これらをすべて自動で実行する。

ウルトラスーパー面白くないですか、これ。

直近では「保険」「デリバティブ」なんてところに活用されていくことが期待されています。

Augurの仕組みを使えば誰でも「予測市場(賭け事)」を作ることができるそうで。

たとえば「イケハヤの1年後の収入が5,000万を超えているかどうか」を予測しあう賭け事なんかを作ることができるわけですね。

こうした「予測市場のオープン化&分散化」はぼくらの経済、社会を大きく変えると思います。個人の資金調達の選択肢として、予測市場を使うのはありなんじゃないかなぁ……。

で、Augur上の「賭け事」で使われる仮想通貨が「REP」です。技術開発に投資するつもりで、ぼくもREPを買っています。国内だと「coincheck」が対応してますね。

匿名性の高い仮想通貨「Monero」。

なんともダークな匂いがするのが「Monero(XMR)」。

仮想通貨は基本的に、匿名性は高くないんです。

しばしば「ビットコインは匿名性が高いから悪用される」みたいに言われることもありますが、あれはむしろ逆です。「どんな取引がいつなされたか」はすべて記録されているので、辿ろうと思えば辿れてしまうのですよ。

で、Moneroはそうした問題?を解決しようとしているわけです。Moneroを使って送金をすれば、その取引を秘匿することができるそうで……。

悪い人たちにとってはうってつけの仮想通貨、ということですね。個人的にはピンとこないので、これにお金を突っ込むことはないと思います。何か他に使い道があるのかな……?

同じく匿名性の高さが売りの「DASH」。

良くも悪くも?匿名性の高さを求める人たちは多いのでしょう。「DASH」というコインも、やはり匿名性の高さを追求したものとなっています。

DASHが買えるcoincheckのウェブサイトより。

ダッシュの特徴は、CoinJoin(コインジョイン)という「取引のプール」の考えを利用し、Darksendと呼ばれる匿名性の高いトランザクション形式を採用していること。

例えば、A→Bに5DRK、A→Cに5DRK、D→Eに5DRK という取引があったとします。 このとき送信された計15DRKは、いったんプールFに貯められ、そしてB,C,D,Eに5DRKがそれぞれ送信されます。

これにより、ブロックチェーンを参照しても送信元がどこなのか不明瞭になり、匿名性を高められます。ビットコインは取引が公開されますが、 ダッシュは送金の追跡が不可能です。

まぁ、これも特にワクワクはしないかな……。買うことはないと思います。

他にもいろいろ。

他にも「Litecoin(LTR)」「Steller(STR)」「Dogecoin(DOGE)」「BitShares(BTS)」「CLAM」「MaidSafeCoin(MAID)」などなどのコインが流通しています。

仮想通貨の時価総額は日々変動しており、こちらのサイトからチェックできます。新しいコインもどんどん出てくるので、1年経ったらまったく違う状況になっていそう……。

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ぼくの投資判断基準のひとつは「ワクワクするか」という点ですね〜。

今持っているなかでは、やっぱり「オーガー」のビジョンが大好きです。価値が上がるかどうかは、10年後のお楽しみに。

今後も面白いコインが出てくるでしょうし、いろいろ買ってみようと思います。

怪しげなコインには注意。

ただし!

世の中には悪い人たちがいるので、詐欺的なコインもけっこう出回っていると思われます

リップルのバブルがあったので、今ごろ東京のルノワールでは詐欺師が跋扈しているのでしょう……。

ちなみに最近だと「ノアコイン」という怪しいフィリピン産?のコインが話題になっています。フィリピン大使館も注意を呼びかけていますね

これは、日本の市場で「事前販売」されていると言われている仮想通貨「ノア・コイン」についてインターネット上で広まっている情報に関するものです。

日本市民の皆様から受けた問い合わせに応え、当大使館はフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)と証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に確認を行ないました。

フィリピン中央銀行によりますと、中央銀行は、ノア・ファウンデーション及びノア・グローバルイノヴェーションサービス(ノア・グローバル)に対して、ノア・コインの事前販売に携わる権限を与えておらず、また、ノア・コインを国家プロジェクトとして承認しておりません

中央銀行により行なわれた初動調査では、ノア・コインの事前販売活動は、会社定款に記載されたノア・グローバルの主要・副次目的からかけ離れたものです。

フィリピン中央銀行と証券取引委員会の調査では、ノア・グローバルに国債や証券、その他類似証券を販売取引するライセンスや権限はありません

加えて、ノア・グローバルは、証券取引委員会に登録されている住所に実在していません。

こういう話はまだまだ出てきそうですね……。怖い怖い。

Poloniex」「coincheck」といったそれなりの規模の取引所で買えるアルトコインに関しては、さすがに「そもそも開発すらされていなかった」みたいな話はないと思われます。

仮想通貨の未来は不透明。

投資対象としてみると、ビットコインもアルトコインもあまりにリスキーですね……。

そもそも法的に保護されていないので、取引所が破綻したりすると価値がゼロになることもありますし。

これから購入する人については「仮想通貨はあくまで遊び」という程度に留めることを、強く強くおすすめします。ぼくもそれなりに買ってますが、あくまで投資資金の10%程度に留めています。

ぼくの考え方はこちらでもまとめているので、合わせてどうぞ。

関連記事:仮想通貨への投資を始めよう。ぼくが実践する「低リスク」な始め方を解説。

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