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トランプのサウディ訪問

トランプ大統領は、初の外遊先として、サウディを19日から訪問しており、20日には国王・大統領の首脳会議があり、複数の両国の戦略合意が署名された模様ですが、首脳会議後の両国外相の記者会見で、サウディ外相は、「これらの合意は前例のない歴史的なものだ」と自賛しました。

確かに、トランプを迎えるサウディ国王以下の熱の入れようは大変なもので、大統領特別機の到着の際には、国王自らがタラップの下で出迎え、その後も同じ車で市内に向かうという、「熱烈歓迎」でした。
米CNN等は、このようなサウディの歓迎ぶりは、オバマの訪問の時の敵対的ともいえるような冷たいものとは、質的に異なるもので、イラン、シリア、テロ問題等に関する中東の諸問題に対する米新政権の政策に対するサウディの熱い期待を物語っていると報じていたと思います。
同時に、FBI長官の罷免やらロシアとの共謀疑惑等で国内的に、大揺れに揺れているトランプにとっても、サウディでの大歓迎の映像は、国内的にも一つの追い風になるのかもしれません

また、国王等サウディと米国間で、兵器供与、投資、その他の協力で、総額2800億ドルに上る多くの協力協定(これはサウディ系のal arabiya net の数字だが、カタール系のal jazeera net は4600億ドルの数字を挙げている。あまりに数字が違うので、その辺の関係は不明だが、おそらくは直接署名された分を言うのか、間接的なものも含めるのか、さらに重要なものばかりを取り上げたのか?いずれにしても、確かにサウディ外相の言う通り、「前例のない歴史的な」合意といえそう)が署名された由。

首脳会議の内容については、サウディ外相が、イラク、シリア問題、イエメン問題、中東和平問題…パレスチナ問題…等について、両国が協力して、その平和的解決に取り組んでいくことに合意したとしたほか、イランの地域に対する不安定化政策とテロ支援、ミサイル実験問題についても、取り上げられたと語った由。
米国務長官も先ほど報告した通り、イラン、特に信任されたロウハ二大統領に対して、これらの問題について警告しました

それ以上にどの程度具体的な内容に踏み込んで議論し、何らかの具体的な合意をしたのかは不明ですが、記者会会見でのサウディ外相の発言に見る限り、サウディとしても満足できる階段であったのではないかと推測しています。
それよりも、本日21日には米・GCCの首脳会議と米・アラブイスラム諸国首脳会議の2の首脳会議が予定されており、また確か後者のほうではトランプがイスラムとの関係に関するスピーチを行うと予告されており、むしろ21日の首脳会議とトランプのスピーチが、今後の米国の政策とそれに対するアラブ、イスラム諸国の態度を示してくれると思います、

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