- 2017年05月20日 19:45
地方創生:歴史的資源を活用した観光まちづくり
一昨日、私が議長を務める「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」において、2020年までに全国200地域での取り組みを目指して、政策をとりまとめました。
私はかねてより、日本の地域を多くの人が訪れる場所にしたい、地域の所得を向上させたい、それにより地域の活気をなんとか取り戻したいと考えてきました。
日本には、地域の特色や歴史が反映された古民家などの歴史的資源が全国津々浦々にたくさん眠っています。
そうした歴史的資源を、日本国民のみならず、訪日外国人の方々にも広く紹介していくことは、真の地方創生に大いに役にたつと考え、
昨年「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」を立ち上げました。
昨年には、古民家などの歴史的資源を活用して、地域再生に成功した事例のひとつである丹波篠山の「集落丸山」や篠山城下町」を視察しました。
古くからの地域の人々と外部の様々な専門知識を持った事業者とが一体となって地域再生に取り組んだことで、観光客を多く呼び込むことに成功しています。
耕作放棄地が解消されるなど限界集落が一変し、地域の空き家や商店街の空き店舗が改修・活用されて、本来のまちなみを取り戻し、
新たな雇用が生まれることで若者が増加して出生率が大幅に向上するなど、まちやむらに人が戻って活気がよみがえっていました。
今回の「とりまとめ」は、そうした成功事例を全国各地に広げることで、過疎にあえぐ農山村など、地域の課題を解決して、観光、地域の振興につなげることを目指すものです。
まずは人材です。
成功する地域には、必ず中心となって引っ張る人たちがいます。
1月に発足させた官民一体の「連携推進チーム」によるコンサルティングや、人材のマッチングやセミナーの開催など、意欲のある人を応援します。
さらには「古民家ステイ」のブランド化や海外への情報発信、
ふるさと納税の活用や資金調達や地域・公的金融機関などによる支援、
統一ガイドラインや基準の見直しといった規制・制度改革など、あらゆる対策を進めます。
「連携推進チーム」には30件を超える相談が寄せられ、湯河原や千葉県で古民家ホテルの開業が予定されるなど、取り組みが全国で動き始めています。
日本各地の古民家を活用し、地域の方々と様々な分野の専門家の方々が一体となって観光まちづくりを進め、新たな事業を生み出していくことにより、地方創生の大きな原動力としてまいります。



