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- 2011年06月17日 19:49
核の平和利用は絶望か?
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昨日午後、史料調査会6月研究会「中東・北アフリカにおける政治変動=日本エネルギー経済研・中東研究センター長:田中浩一郎氏)に出たが、50人を超える大先輩方(中には若い女性もちらほら)で、関心の高さを示していた。
“革命”成就国はわずかにチェニジアとエジプトの2国で、他の地中海沿岸諸国は疑似共和制の古い体制の国。アラビア半島&ペルシア湾岸諸国は総じて政治要求を実力で排除、その他クウェート、アラブ首長国連邦、イラン、イラク、イエメンなどは総じて政治溶融を実現したケースは限定的だ、とする分類は大いに参考になった。
「オサマ・ビン・ラーディン殺害後のパキスタン、その他の影響」も関心があったが、私はこの件については別の見方をしている。殺されたのが本人だったのかどうか?という点について…
もちろん米国はこれを区切りにテロとの戦いを終えることができ、今度は中国との戦いに精力を向けることが可能になったという点には賛成だが…。
7月の研究会は、7月21日(木)1330〜1600、神宮前の水交会で「中央アジアにおける近年の中国の影響力拡大=拓大助教:中島隆晴氏」である。
夜は日本文化などに大変詳しく、かつ関心を持った昔の仲間の方々に半島情勢秘話をお話しした。拙著に書けなかった取材裏話なのだが大いに関心を示していただけたのは嬉しかったが、私にとっては、食事中に出る皆さんの話が大いに参考になった。例えば某工科大名誉教授の原発の話、さすがに現職東電幹部は控えめだったが、斑目氏の無責任発言(前日のTV)には怒りがうかがえた。私もこれを見ていて彼が専門家なのかそれとも役人なのか判らなくなったほどだったから…
とりわけ「田舎から日本再生運動(村おこし)を!」と積極的活動をしているN氏の気仙沼、大島での復興活動体験談には感銘した。
米軍の素晴らしい活動ぶりもさることながら、「私の村おこしは“平時感覚”だった。戦時(天災時)を含むものであるべきだと悟った」といわれたのである。
そう、日本人は戦後の「平和憲法」で腑抜けになり、すべてが「平和時の視点」でしか見れなくなっている。
ところで仲間の一人である京都方楽家の安倍季昌氏が出版された「雅楽篳篥:千年の秘伝」を戴いたのでご紹介する。安倍氏は千年続く京都方楽家に生まれ、宮内庁楽部に入部され、現在は宮内庁式部職楽部楽長、安倍家の楽祖季政(1099〜1164)から29代目に当たる方である。
画像を見る
≪たちばな出版本体¥4.600円と専門書だからやや高価だが写真・図解が多く日本文化の奥深さが良くわかる≫
さて、脱原発に対する各種の意見がコメント欄に寄せられ、真剣な意見交換が行われているのは嬉しいことである。大いに意見を交わして、将来の日本を明るくしていきたいものである。
私は核兵器問題と原子力平和利用問題で、わが国がいかに偏った対応をして来たか、さらにそれに関する“興味本位”の報道が国民の“知る権利”を阻害し、正確さを捻じ曲げていったか、についてしっかりと検証する必要があると感じている。
雑誌「正論」3月号で稲田朋美議員とわが国の核武装論について対談した時、元自衛官だった私が“消極的発言”をして驚かせた大本もそこにある。
“革命”成就国はわずかにチェニジアとエジプトの2国で、他の地中海沿岸諸国は疑似共和制の古い体制の国。アラビア半島&ペルシア湾岸諸国は総じて政治要求を実力で排除、その他クウェート、アラブ首長国連邦、イラン、イラク、イエメンなどは総じて政治溶融を実現したケースは限定的だ、とする分類は大いに参考になった。
「オサマ・ビン・ラーディン殺害後のパキスタン、その他の影響」も関心があったが、私はこの件については別の見方をしている。殺されたのが本人だったのかどうか?という点について…
もちろん米国はこれを区切りにテロとの戦いを終えることができ、今度は中国との戦いに精力を向けることが可能になったという点には賛成だが…。
7月の研究会は、7月21日(木)1330〜1600、神宮前の水交会で「中央アジアにおける近年の中国の影響力拡大=拓大助教:中島隆晴氏」である。
夜は日本文化などに大変詳しく、かつ関心を持った昔の仲間の方々に半島情勢秘話をお話しした。拙著に書けなかった取材裏話なのだが大いに関心を示していただけたのは嬉しかったが、私にとっては、食事中に出る皆さんの話が大いに参考になった。例えば某工科大名誉教授の原発の話、さすがに現職東電幹部は控えめだったが、斑目氏の無責任発言(前日のTV)には怒りがうかがえた。私もこれを見ていて彼が専門家なのかそれとも役人なのか判らなくなったほどだったから…
とりわけ「田舎から日本再生運動(村おこし)を!」と積極的活動をしているN氏の気仙沼、大島での復興活動体験談には感銘した。
米軍の素晴らしい活動ぶりもさることながら、「私の村おこしは“平時感覚”だった。戦時(天災時)を含むものであるべきだと悟った」といわれたのである。
そう、日本人は戦後の「平和憲法」で腑抜けになり、すべてが「平和時の視点」でしか見れなくなっている。
ところで仲間の一人である京都方楽家の安倍季昌氏が出版された「雅楽篳篥:千年の秘伝」を戴いたのでご紹介する。安倍氏は千年続く京都方楽家に生まれ、宮内庁楽部に入部され、現在は宮内庁式部職楽部楽長、安倍家の楽祖季政(1099〜1164)から29代目に当たる方である。
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≪たちばな出版本体¥4.600円と専門書だからやや高価だが写真・図解が多く日本文化の奥深さが良くわかる≫
さて、脱原発に対する各種の意見がコメント欄に寄せられ、真剣な意見交換が行われているのは嬉しいことである。大いに意見を交わして、将来の日本を明るくしていきたいものである。
私は核兵器問題と原子力平和利用問題で、わが国がいかに偏った対応をして来たか、さらにそれに関する“興味本位”の報道が国民の“知る権利”を阻害し、正確さを捻じ曲げていったか、についてしっかりと検証する必要があると感じている。
雑誌「正論」3月号で稲田朋美議員とわが国の核武装論について対談した時、元自衛官だった私が“消極的発言”をして驚かせた大本もそこにある。



