- 2017年04月27日 16:42
「共産党ファースト」のせいなの?
1/2長島昭久が民進党を離党した。
野党の「共産党ファースト」こそ変えなくてはいけない --長島昭久衆議院議員に聞く(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース リンク先を見る
それから、野党共闘そのものを否定しているわけでもありません。まず民進党がしっかりと政策の柱を立てる。その政策に共産党が賛同していただけたとする。そうなれば、「ともに闘う」という形も納得できます。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20170426-00070309/
結局共産党に引きずられるからダメだ、まず民進党の旗を立てて、そこに集まるようにしなければ、という理屈である。
これに対する松竹伸幸の批判は的を射ている。
…左翼化しているかどうかの最大の指標は安全保障問題だと思いますが、そこがどうなのかを何も語っていないことです。この問題では、共産党が安保と自衛隊についての共産党の立場を持ち込まないという表明があったから、野党共闘が実現しているということです。
安全保障問題で野党で一致しているのは戦争法の廃止のみ。普天間基地の辺野古への移設という重大問題さえ一致していません。つまり、野党が政権をとったとしても、変わるのは戦争法がなくなるというだけなんです。それはつまり、2年前までの自民党の政策に復帰するということです。
これって、バリバリの保守政党の政策ではありませんか。左翼化の対極にあるものです。
民進党の問題は、共産党のこの対応によって、保守の枠内でやっていくことを保障されながら、豊かなものを何も示せていないことだと思います。安保と自衛隊の維持を前提にして、しかし安全保障とは何かということをトコトン突き詰め、安保と自衛隊をどう使いこなすのかということを提示できていないのです。これって本当は、長島さんがやるべきことだったのに、何も生み出せなかったわけです。
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2916
えっ、共産党の「野党連合政権」論って「安保法制廃止」すら前提じゃねーの?
共産党が1月の党大会で決めている「野党連合政権」論は、すでにそのすぐ前に出した「戦争法廃止の国民連合政権」論ですらない。志位和夫は大会への中央委員会報告で次のように述べている。
全党討論では、決議案でいう「野党連合政権」と、2015年9月19日に提唱した「国民連合政府」の関係をどう考えたらいいのかという疑問も出されました。
わが党は、安倍政権に代わる政権構想として、「国民連合政府」という暫定的な野党連合政権が合理的だと確信しています。同時に、政権の問題では、現時点で、野党間に合意が存在しません。そうしたもとで、決議案では、野党と市民が一緒に、いわば白紙から、安倍政権に代わる政権のあり方を話し合い、前向きの合意を見いだしていこうという立場で、「野党連合政権」というより幅をもった呼びかけとしました。(強調は引用者)
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/27th-taikai/20170115-27taikai-houkoku.html
野党4党は、「安保法制廃止、立憲主義回復」をはじめとして安倍政治を転換するいくつかの重要な政治的内容で合意しています。……わが党は、政権の問題で、野党間に合意が存在しないもとで、この問題での合意を総選挙の選挙協力の協議に入る条件とはしないということを表明しています。(強調は引用者)
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/27th-taikai/20170115-27taikai-houkoku.html
安保法制廃止すら政権協議の前提にしないと言っているのである。
譲りすぎだろ、共産党……。
それなのに、何が「共産党に引きずられる」だ。



