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中国大使の「黙れ!」に「ここは中国ではない!」とインド人記者

画像を見る画像を見る2011年10月30日、インド首都ニューデリーで開かれた中国企業による投資発表会の席で、領土係争地の表記問題を提起したインド人記者に対して、中国駐インド大使・張炎氏が「黙れ」と叫び、会場は一時、混乱する騒ぎとなった。

発表会では中国特変電工(TBEA)による投資が発表された。同社はインドのグジャラード州で4億ドル(約310億円)を投資し、現地で変圧器工場を建設する予定だという。発表会には、中国の駐インド大使やインド外務省の関係者らも出席したが、記者に配られた資料に含まれた地図に問題があった。

中国とインドの係争地アルナーチャル・プラデーシュ州(中国名、蔵南地区)が中国の領土として表記されており、インドとパキスタンの係争地カシミール地区もパキスタンの領土として表記されていた。
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これに気付いた1人のインド人記者がすぐに抗議した。張大使は「技術的な問題だ」と苦しい釈明に出たが、出席した他のインド人記者らからも反発の声が上がった。張大使は声をとがらせ「黙れ」と叫んだものの、記者らは「ここは中国ではない。インドには十分、自由があるのだ」と返したという。参照日本語記事中国語記事

起きたのは10月30日だが、一番早い中国紙の報道でも11月5日だ。この時間差が気になるが、中国政府系環球時報は「インド人記者は、中国による投資が印中両国にもたらす利益を無視し、インド領土が中国として表記されたことに噛み付き、騒ぎを起こした。」と書いているが、インド人記者が噛み付くのも当然だろう。

上の地図がインド政府の通常のインド地図で、中国側資料では、下の地\図のアルナーチャル・プラデーシュ州が中国領土、黄色い部分のカシミールがパキスタン領と記載されていた。アクサイチンも中国との紛争地だが、中国が実効支配していて、インドは地図上ではここを自国領土から除外している。

同じことを他国が中国に対して行えば、恐らく中国は「戦争だ!攻撃しろ!」と大騒ぎするのは火を見るより明らかだ。確かにこの地域は国境問題の係争地だが、相手国の経済交流の場でこんな地図を配るのも、「黙れ」と一括し謝罪すらしない神経も、あまりにも不遜で、大人気ない。放漫、不遜、アホである。

同じ中国駐インド大使・張炎氏が2010年、中印関係60年に際して語った談話が残っている。「、、中国はインドとともに、相互信頼を強化し、協力を促進して、地域と世界の平和と安定のために貢献することを願っている。中国は他国を脅かすことはなく、また自らの安全と発展を擁護(ようご)する能力も備えている。」、、、この大使、一体何枚の舌を持っているのか、それとも真性の記憶喪失か?参照記事

 過去ブログ:インド 2009年〜 国境問題まとめ インドの国内問題 毛派 インド州地図 日印急接近とインドの現状 日本はなぜリーダーになれないか?Why Japan Can’t Lead

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