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- 2017年04月25日 06:58
【間もなく就任100日】
トランプ大統領の就任100日の節目を控えて報道各社が支持率や、これまでの評価を掲載しています。リベラルなWashington Postで見ると、支持率は42%、不支持率は53%。
保守的なWall Street Journalで見ると支持率は40%、不支持率は54%。ほぼ同じです。
当の大統領は100日目となる4月29日、ペンシルベニア州で選挙戦のような大規模なラリーをやるそうです。
Washington PostのタイトルはNearing 100 days, Trump’s approval at record lows but his base is holding(就任から間もなく100日、トランプの支持率は歴史上最低も、支持基盤は強固)。
この中で、Washington PostとABCテレビが4月17日から20日まで全米の1004人を対象に行った世論調査について、「トランプ大統領は近代史でもっとも不人気の大統領として就任100日を迎えようとしているが、就任以降、支持基盤の支持を拡大している」と総括しています。
支持率は42%、不支持率は53%。男女別では■男性が支持48%、不支持47%、■女性が支持35%、不支持59%とかなり差があります。
8年前のオバマ前大統領の支持率はこの時期69%、不支持率は26%だったと指摘し、不支持率はこの時期の最低だったクリントン元大統領の39%をも大きく上回っているということです。
一方で、去年11月にトランプ氏に投票した人たちの間では支持率は94%!
世論調査の特徴としてはこんな感じ。
■わずかながらも半数以上がトランプ大統領を強いリーダーと見ている。
■半数が米企業の空洞化阻止の努力を評価。
■経済がよくなっていると回答した人(83%)が景気を悪化している(15%)と回答した人を大きく上回っている。
特に懸念材料として■利益相反、■気性などを挙げています。
これまでの大きな失敗としては、議会下院も共和党が多数を握っているにもかかわらず医療保険制度改革を修正できなかったこと。これに対して明らかな成功は最高裁判事に保守派のニール・ゴーサッチを据えたことだということです。
外交・安全保障に目を転じれば「軍事行動に踏み切る意思の強さをシリア攻撃やアフガニスタンでのMOAB=大規模爆風爆弾の投下で示したが、北朝鮮との対立が続き、中東政策も依然として不明確だ」としています。
この時期に再び大統領選挙を実施した場合もトランプ大統領がクリントン元国務長官に勝つという見方を示しました。
一方、Wall Street Journalは、NBCテレビと世論調査を実施。
Disapproval of President Donald Trump Grows in Latest WSJ/NBC News Poll(最新の世論調査ではトランプ大統領の不支持率が上昇)として、「トランプ大統領の就任100日を控えて、アメリカ国民は大統領の実行力とワシントンをぶっ飛ばすという能力に疑問を持ち始めている」と総括。
4月17日から20日の間に900人を対象に行われた世論調査では、トランプ大統領の支持率は40%、不支持率は54%と伝えています。2月の段階で不支率が48%だったため、54%に再び跳ね上がったというわけです。
上記Washington Post同様、世論調査でシリア攻撃や最高裁判事の就任は評価された一方で、医療保険改革の修正に失敗し、さらに税制改正も進んでいないと指摘。
特筆するべきこととして「国民の57%というかつてない多くの人たちが政府は『弱者に手を差し伸べるべきだ』と答えた。これに対して、本来企業や個人がやるべきことに『政府が手を出し過ぎている』と答えたのは39%だった」ということです。
共和党支持者に限ると、政府の関与を求めた比率が11ポイントも上がって28%となったことを伝え、"小さな政府"志向の伝統的な共和支持者とのねじれが起きていることを示唆。
経済運営については、ほぼ半々の評価で、44%が支持、46%が不支持でした。
就任100日を前にトランプ大統領はホワイトハウスでAP通信のインタビューに1時間にわたって応えています。
この中で「これまでとは違う大統領なのだ(It's a different kind of presidency)」と自ら評価しています。100日の総括について本人は、「人為的であり、そもそもあまり意味がない」とも。
「大きな成功(Tremendous success)」と大統領が自画自賛したのは、IS撲滅の戦略だそうですが、AP通信はすかさず「戦略は明らかになっていない」と付け加えています。
100日目にあたる4月29日。ワシントンではホワイトハウス記者会の華やかなパーティが開かれますが、トランプ大統領は前例を破って欠席することをすでに表明しています。
Washington Timesによると、トランプ大統領は29日の19:30(現地時間)からペンシルベニア州ハリスバーグのPennsylvania Farm Show Complex & Expo Centerで選挙戦のような大規模なラリーを開くということです。
「ペンシルベニア州こそがトランプ勝利を決定的にして、1988年以来、初めて共和党が奪還した」と伝えています。
<WaPo, ABCの世論調査> http://www.langerresearch.com/wp-content/uploads/1186a1Trump100Days.pdf
<WSJ, NBCの世論調査> http://www.nbcnews.com/politics/donald-trump/public-gives-trump-low-marks-first-100-days-nbc-news-n749756
<APの大統領インタビューの字おこし> http://abcnews.go.com/Politics/wireStory/transcript-ap-interview-trump-46970040
保守的なWall Street Journalで見ると支持率は40%、不支持率は54%。ほぼ同じです。
当の大統領は100日目となる4月29日、ペンシルベニア州で選挙戦のような大規模なラリーをやるそうです。
Washington PostのタイトルはNearing 100 days, Trump’s approval at record lows but his base is holding(就任から間もなく100日、トランプの支持率は歴史上最低も、支持基盤は強固)。
この中で、Washington PostとABCテレビが4月17日から20日まで全米の1004人を対象に行った世論調査について、「トランプ大統領は近代史でもっとも不人気の大統領として就任100日を迎えようとしているが、就任以降、支持基盤の支持を拡大している」と総括しています。
支持率は42%、不支持率は53%。男女別では■男性が支持48%、不支持47%、■女性が支持35%、不支持59%とかなり差があります。
8年前のオバマ前大統領の支持率はこの時期69%、不支持率は26%だったと指摘し、不支持率はこの時期の最低だったクリントン元大統領の39%をも大きく上回っているということです。
一方で、去年11月にトランプ氏に投票した人たちの間では支持率は94%!
世論調査の特徴としてはこんな感じ。
■わずかながらも半数以上がトランプ大統領を強いリーダーと見ている。
■半数が米企業の空洞化阻止の努力を評価。
■経済がよくなっていると回答した人(83%)が景気を悪化している(15%)と回答した人を大きく上回っている。
特に懸念材料として■利益相反、■気性などを挙げています。
これまでの大きな失敗としては、議会下院も共和党が多数を握っているにもかかわらず医療保険制度改革を修正できなかったこと。これに対して明らかな成功は最高裁判事に保守派のニール・ゴーサッチを据えたことだということです。
外交・安全保障に目を転じれば「軍事行動に踏み切る意思の強さをシリア攻撃やアフガニスタンでのMOAB=大規模爆風爆弾の投下で示したが、北朝鮮との対立が続き、中東政策も依然として不明確だ」としています。
この時期に再び大統領選挙を実施した場合もトランプ大統領がクリントン元国務長官に勝つという見方を示しました。
一方、Wall Street Journalは、NBCテレビと世論調査を実施。
Disapproval of President Donald Trump Grows in Latest WSJ/NBC News Poll(最新の世論調査ではトランプ大統領の不支持率が上昇)として、「トランプ大統領の就任100日を控えて、アメリカ国民は大統領の実行力とワシントンをぶっ飛ばすという能力に疑問を持ち始めている」と総括。
4月17日から20日の間に900人を対象に行われた世論調査では、トランプ大統領の支持率は40%、不支持率は54%と伝えています。2月の段階で不支率が48%だったため、54%に再び跳ね上がったというわけです。
上記Washington Post同様、世論調査でシリア攻撃や最高裁判事の就任は評価された一方で、医療保険改革の修正に失敗し、さらに税制改正も進んでいないと指摘。
特筆するべきこととして「国民の57%というかつてない多くの人たちが政府は『弱者に手を差し伸べるべきだ』と答えた。これに対して、本来企業や個人がやるべきことに『政府が手を出し過ぎている』と答えたのは39%だった」ということです。
共和党支持者に限ると、政府の関与を求めた比率が11ポイントも上がって28%となったことを伝え、"小さな政府"志向の伝統的な共和支持者とのねじれが起きていることを示唆。
経済運営については、ほぼ半々の評価で、44%が支持、46%が不支持でした。
就任100日を前にトランプ大統領はホワイトハウスでAP通信のインタビューに1時間にわたって応えています。
この中で「これまでとは違う大統領なのだ(It's a different kind of presidency)」と自ら評価しています。100日の総括について本人は、「人為的であり、そもそもあまり意味がない」とも。
「大きな成功(Tremendous success)」と大統領が自画自賛したのは、IS撲滅の戦略だそうですが、AP通信はすかさず「戦略は明らかになっていない」と付け加えています。
100日目にあたる4月29日。ワシントンではホワイトハウス記者会の華やかなパーティが開かれますが、トランプ大統領は前例を破って欠席することをすでに表明しています。
Washington Timesによると、トランプ大統領は29日の19:30(現地時間)からペンシルベニア州ハリスバーグのPennsylvania Farm Show Complex & Expo Centerで選挙戦のような大規模なラリーを開くということです。
「ペンシルベニア州こそがトランプ勝利を決定的にして、1988年以来、初めて共和党が奪還した」と伝えています。
<WaPo, ABCの世論調査> http://www.langerresearch.com/wp-content/uploads/1186a1Trump100Days.pdf
<WSJ, NBCの世論調査> http://www.nbcnews.com/politics/donald-trump/public-gives-trump-low-marks-first-100-days-nbc-news-n749756
<APの大統領インタビューの字おこし> http://abcnews.go.com/Politics/wireStory/transcript-ap-interview-trump-46970040



