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何か問題が起きても「自己責任」の除染ボランティアは要注意 - 有村眞由美

 環境省がホームページで放射性物質の除染ボランティアを募集しはじめた。伊達市(連絡先:コープふくしま)と福島市(連絡先:福島市社会福祉協議会)で「庭等の除染」をするという。

 安全対策について、コープふくしまと福島市社会福祉協議会にきいた。

 コープふくしまによれば、作業は9時から16時までで、この間の積算線量はおおよそ9〜10マイクロシーベルト。ふつうの服装にマスクで作業しても安全という。

 仮に放射性物質の影響で健康被害があらわれた場合はどうするのかについてもきいてみた。「あくまでもボランティアで来ていただくわけですから」と自己責任と言わんばかりの回答だった。

 福島市社会福祉協議会も同様の答え。10月29日に初回の除染ボランティアが作業を行い、109名の参加者があったという。このときの積算線量はおおよそ2〜3マイクロシーベルトだったとしている。

 福島市危機管理課によれば、除染ボランティアの積算線量は、福島市が記録、管理する。しかし、あとあと、除染ボランティアが健康被害を訴えた場合、労働災害と認定されるのか疑問だ。厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課にきいた。

 「除染ボランティアは労働災害の対象外」

 善意の国民から除染ボランティアを募集しておきながら、何か問題が起きたときは「自己責任」と逃げる。この国の行政はどこまでも無責任だ。

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