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避難民の惨禍(シリア)

大変な惨事になりました。

アラビア語メディアはいずれも、イドリブで、反政府軍に 包囲されていたシーア派の2の村al faua,kafriyaからアレッポの政府軍地域に引き上げていた、住民の乗るバスの車列が自爆車により攻撃され、死者100名(24名との報道もあるが、さらに増えるだろうとみられている由)、負傷者が500名出たと報じています。

彼らはダマス近郊の政府軍包囲地域のmadaya,al zabadaniの2つの村の住民ガイドリブの反政府軍地域へ避難することとと引き換えに、政府軍支配地域への避難につき、政府軍と反政府軍との間で合意ができていたものです。

今回の合意で、反政府軍地域から避難するものの数は、1300名の戦闘員(シーア派民兵か?)を含む5000名、逆に政府軍に包囲されていた村からは、戦闘員400名を含む2200名が避難することで合意され、国連、国際赤十字等がバスの手配を行ったものの由。

現在のところ犯行声明は出ていないが、シリア人権網やAFP等によれば、これらのバスに随伴し、食料を運んでいた車が自爆したもので、この車は政府軍支配地域から随伴してきたので、検査はされなかったとの報道があります。

http://www.alquds.co.uk/?p=704793

https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2017/04/15/انفجار-سيارة-مفخخة-قرب-تجمع-لمهجري-البلدات-الأربع-بحلب.html

http://www.aljazeera.net/news/arabic/2017/4/15/100-قتيل-و55-جريحا-ضحايا-تفجير-منطقة-الراشدين

これまでも、住民と戦闘員の避難につき政府軍と反政府軍が合意して、、大きな問題なく実施されたことはたびたびあり、今回もおそらくは同じように動くのだろうと思って、相互避難の話については特に書きませんでした。

現在のところ犯行声明等もなく、背後関係等は不明ですが、もしかすると、先日のイドリブでの化学兵器攻撃と何らかの関連があるかな、などと邪推していますが、とにかく現在のところ背景や、犯行組織等は不明です

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