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自動ブレーキは発展途上 高齢者に運転を認めたいなら完璧な自動ブレーキが出るまで免許は返上させるべき

やはりというか、自動ブレーキはまだまだ発展途上でした。

自動ブレーキ作動せず衝突 全国初の事故 試乗客に「踏むの我慢」と指示」(千葉日報オンライン2017年4月14日)

「同社(日産)ホームページによると、セレナは、高速道路での運転を支援する「同一車線自動運転技術」と危険を察知して自動でブレーキがかかる「エマージェンシーブレーキ」を搭載。交通捜査課によると、本来は車両の単眼カメラで危険を察知して自動ブレーキがかかるが、事故当時は夜間で雨が降っており、追突された車は黒色だった。セレナに故障や異常はなく、同課では「対向車の前照灯など道路環境や天候が重なり、自動ブレーキが作動しないまま追突した」と結論づけた。」


 自動ブレーキはあくまで人間が運転することの補助です。

 人間の能力を補い、万が一のときは作動して車を停車させることですが、それに頼った運転というのは違います。

 高齢者が80歳になっても90歳になっても運転するというのは、間違っています。

 高齢になれば身体能力、判断能力は落ちるのですから、自動ブレーキの補助がなければ安全が確保できない、というようでは運転する資格(技能)はありません。

88歳高齢者によって引き起こされた児童の死という現実をいつまで放置するのか 高齢者に妙に「遠慮」する日本社会

 早晩、自動ブレーキが完成するというのであれば、それまで高齢者の運転を許可するのは待つべきです。

 そうでない限り、いつまでも高齢者による事故を防ぐことはできません。

 とはいえ、自動ブレーキさえ完備すれば済むというものではありません。運転は適格に流れにのって正確に運転する必要があるからで、止まれればいいというものではないからです。

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81歳のタクシー、歩道500m暴走 乗客飛び降りけが」(朝日新聞2017年4月14日)

「タクシーは走行中に信号無視を繰り返し、現場近くの交差点で信号待ちをしていた車に衝突して一度停止。危険を感じた乗客の女性はタクシーを飛び降りたが、男はそのままタクシーを発進させて歩道に乗り上げ、歩道にいた警察官と自転車の女性をはねたという。」


高齢タクシー、事故増 業界全体の43%」(朝日新聞2017年4月13日)

「札幌市のタクシー運転手佐藤一秋さん(68)は最近、視野が狭くなったと感じている。「これまで暗い歩道に客がいないか探しながら運転していたが、今はやめた。ちゃんと前を見られなくなって危ないから」と話す。売り上げに影響するが、常連客に乗ってもらえる場所で待機するなど工夫している…」


 もちろんタクシー業界だけの話ではありません。むしろタクシー乗務員は運転ではプロですが、そういった人たちでも運転には限界が来ますし、その限界を超えてまで乗務員を続けると事故につながります。

 もう待ったなしではないでしょうか。

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