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- 2017年04月14日 16:34
オランダの「寛容さ」はどうなった? ージャーナリストにきれいごとではない本音を聞いた
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―選挙後、連立政権発足のために政治家の話し合いが続いている。新政権に何を望むか。
新政権には大きな課題がある。人々の声に耳を傾けること。痛みを共有すること。困窮状態にある人を訪ね、支援し、行動に結び付ける。同時に、何世紀もかけて築き上げたきたこの国の法律に従わない人、イスラム教のシャリア法を導入させようとする人には、オランダは寛容になれないことを伝えるべきだ。
―オランダの下院選にはたくさんの政党が参加した。
比率代表制になっている。28の政党が参加した。有権者は政党に投票し、得票率に沿って議席が獲得される。
多くの異なる意見が選挙戦で出る仕組みだ。混乱状態となるが、私は様々な意見が出るという意味でよい制度だと思う。
連立政権が成立するまでには時間がかかる。数か月はかかるだろう。それぞれの政党が妥協しなければならない。
―常に連立政権か?
そうだ。比例代表制で多くの政党が参加するため、定数の半分以上を1つの政党が獲得することがない。独裁政権が生まれにくい仕組みだ。 そこで、複数の政党が政権を発足させるために互いと話し合いをする。今回は4党か5党が一緒になりそうだ。様々な意見が集約される、良いシステムだと思う。
私たちはこの話し合いの仕組みを「ポルダー体制」と呼んでいる(ポルダーとは「低湿地を干拓してつくりだした陸地」を指す)。それぞれが社会の少数人口を代表しているという前提の下で、落としどころを見つけてゆく。長い時間をかけて最終的なゴールに到達する。
―どの政党を支持しているか?
政治記者になってから、一度だけ投票したことがあるが、それ以来、投票はしないことにしている。心を自由にしたいからだ。前に投票した時、どうも落ち着かなかった。
政治記者はどの政党に投票したかを公表するべきではないと思う。自分の場合はさらにその一歩先を行って、一切、投票しないことにしている。私の役目は選挙について報道し、分析することだ。
****
オランダの知識人の見方を紹介したほかの記事は以下です。よろしかったら、ご覧ください(タイトル部分をクリックすると、記事に飛びます)。
日本にも欧州にも「真の指導者」が欠けている あのウォルフレン氏は今どう感じているのか
(東洋経済オンライン、3月23日付)
オランダ選挙、反移民「極右政党」の伸び悩みをどう見るか
(現代ビジネス、3月17日付)
オランダでポピュリズムが台頭する本当の理由 「人々のアイデンティティー危機がその核にある」とアムステルダム大学教授はみる
(朝日 Web Ronza、4月3日、課金記事)
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多くの異なる意見が選挙戦で出る仕組みだ。混乱状態となるが、私は様々な意見が出るという意味でよい制度だと思う。
連立政権が成立するまでには時間がかかる。数か月はかかるだろう。それぞれの政党が妥協しなければならない。
―常に連立政権か?
そうだ。比例代表制で多くの政党が参加するため、定数の半分以上を1つの政党が獲得することがない。独裁政権が生まれにくい仕組みだ。 そこで、複数の政党が政権を発足させるために互いと話し合いをする。今回は4党か5党が一緒になりそうだ。様々な意見が集約される、良いシステムだと思う。
私たちはこの話し合いの仕組みを「ポルダー体制」と呼んでいる(ポルダーとは「低湿地を干拓してつくりだした陸地」を指す)。それぞれが社会の少数人口を代表しているという前提の下で、落としどころを見つけてゆく。長い時間をかけて最終的なゴールに到達する。
―どの政党を支持しているか?
政治記者になってから、一度だけ投票したことがあるが、それ以来、投票はしないことにしている。心を自由にしたいからだ。前に投票した時、どうも落ち着かなかった。
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