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米国債利回りの本格的な下降が始まった?

金投資を長年続けている知人から、「面白いから、この動画を見てみろ」と勧められました。グレッグ・ハンターというCNNやABCなどのネットワークで事件記者の経歴を持つ人が作った動画で、インタビューされているのはグレッグ・マナリノ氏です。

マナリノ氏は、トレーダーズチョイス・ドット・ネットという株サイトを運営し、氏自身も株のトレードをしています。
マナリノ氏が先ず指摘したのは米国債の利回りです。


上は、米10年国債の利回りチャート(日足)です。矢印で示しましたが、利回りは2.3%を割っています。国債価格と利回りは反対の関係にありますから、国債価格が上昇すると利回りは下がり、国債価格が下がると利回りは上昇します。

利回りが下落するのはヘンではないでしょうか?アナリストたちは、年内に更に2~3回の金利引き上げがあることを予想し、連銀関係者はバランスシートの縮小を語っています。バランスシート縮小は、FRBが保有している国債や住宅担保証券を手放すことを意味します。「金利引き上げ」、「バランスシート縮小」という大きな二つの要素があるのですから、利回りは下がるのではなく上がる筈です。

最近の米国債の利回り下落は、国債市場が危険シグナルを嗅ぎつけた証拠だ、とマナリノ氏は言います。報道されているように、米国はシリアをミサイル攻撃し、北朝鮮にもミサイルを撃ち込む可能性があります。
中国:もし北朝鮮が、近い将来に第6回目の核実験をするなら、米国による北朝鮮攻撃の可能性が、極めて高くなることだろう。
トランプ大統領:昨夜電話で、北朝鮮の脅威について、習近平国家主席と良い話し合いをすることができた。
陰謀論のような話になりますが、マナリノ氏は、米国は戦争を、場合によっては核戦争を起こすと結論しています。米国が抱える膨大な債務は、返済することが不可能であることを一番よく知っているのはFRB自身です。バランスシートの縮小開始を始めた場合、FRBに代わって米国の国債を誰が買うのでしょうか?

マナリノ氏は、国債を買うのは投資家たちであり、それを可能にするのが戦争だと語っています。不安な状態、たとえば景気の後退、戦争などが起きると、資金は避難場所を求めて株などの危険なアセットから国債へ移動します。要するに、戦争を引き起こすことで世の中を不安定にさせ、投資家たちにFRBがやっていた国債買いの肩代わりをさせようという論法です。

マナリノ氏の言っていることは、もちろん真実ではなく憶測です。しかし、ひとつ面白いと思ったのは米国債のチャートです。


上は、米7年~10年国債に投資しているETFの週足チャートです。赤い線の部分で分かるように、マナリノ氏は「米国債は前回と同様に、W型の底を現在形成している」と見ています。もしこの見方が正しければ、これからは国債が更に買われ、利回りは大きく下落します。

非常事態が起きた場合、国債だけが避難場所になるのではありません。マナリノ氏は、金投資を強く勧めています。

Gregory Mannarino¬-Fed Deliberately Created Bubbles to Save Itself

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