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- 2011年01月21日 10:58
「動的防衛力」の実験か?
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日米両政府は20日、沖縄県にある米軍嘉手納基地のF15戦闘機の訓練の一部を米領グアムに移転する合意文書に署名した。移転の対象は三沢基地や岩国基地の戦闘機も含むそうで、沖縄を訪問する北沢防衛相の知事への“手土産?”らしいが、仲井真知事はにべもなく、空振りだったらしい。
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「合意文書は移転先を「米国の施政下」とし、これまで日本国内に限られていた移転先をグアムまで拡大する」というから、なんの事はない、体よく「外堀を埋める」一環でしかない。つまり、今後予想される中国の尖閣・沖縄侵攻に合わせて、目の上のたんこぶを除去しようというのである。さすがは『左翼政権』、着々と手先となって道を広げていることがうかがえる。それとも『新防衛大綱』の目玉、「動的防衛力」を米軍で実験する気か?
≪米軍機の訓練移転は従来、1〜5機が1〜7日間移転する「タイプ1」と、6〜12機が8〜14日間移転する「タイプ2」だった。今回の合意で、嘉手納に所属するF15の2個飛行隊(約50機)のうち、1個飛行隊規模が20日間程度移転する新たな枠組みができる。
また、嘉手納基地所属に限らず、三沢のF16戦闘機や岩国のFA18戦闘攻撃機の訓練の一部も移転の対象となる。戦闘機の燃料など移転にかかわる経費は日本側が負担する。
一方、嘉手納基地には、国内外の他の米軍基地に所属する航空機が「外来機」として飛来し、周辺の騒音が増える事例が指摘されている。沖縄側には「負担軽減になっていない」との不満がくすぶっているが、今回の合意でも、沖縄側が要請していた外来機の制限は触れられていない。「日本政府は外来機の訓練に配慮を求めているが、米軍は運用を縛られることに否定的だ」(防衛省幹部)という。(asahi・com)(河口健太郎、土居貴輝)≫
米軍は運用を縛られると不快感を示しているそうだが、それよりも、危機が迫っている地域から、唯一?の抑止力である同盟軍を追い出そうとする日本政府の行動に、あきれているに違いない。
今朝の産経によると(8面)ロシア国防次官が択捉島に“不法入国”したらしい。「北方領土軍備強化」「揚陸艦配備計画も」とあるから、対中弱腰外交に学んだロシアが、日本には国防意識がないとみて強硬策に打って出てきた。それ見たことか!軍事的に弱いと舐められるとこうなるのが、国際社会の現実である。
最近の日本では専門職が軽視される傾向が強い。外交の要の大使も“経済人”、裁判官も“素人の裁判員”、政治も軍事の基本をわきまえない“初心者マーク”集団だから「敵性国」は笑いが止まらないだろうが、「同盟国」はしらけている。もちろんプロ集団の自衛隊も…
「動的防衛力は、防衛力の適時・適切な運用などにより抑止力の信頼性を高めるとともに、国際平和協力活動などの多様な役割をも能動的に果たし得るもの」という項目が今回の大綱策定の目玉だそうだが、自衛隊が「動的防衛力」を意識しているのは常識で、何も今回特別に言われなくてもわかりきったことである。
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「合意文書は移転先を「米国の施政下」とし、これまで日本国内に限られていた移転先をグアムまで拡大する」というから、なんの事はない、体よく「外堀を埋める」一環でしかない。つまり、今後予想される中国の尖閣・沖縄侵攻に合わせて、目の上のたんこぶを除去しようというのである。さすがは『左翼政権』、着々と手先となって道を広げていることがうかがえる。それとも『新防衛大綱』の目玉、「動的防衛力」を米軍で実験する気か?
≪米軍機の訓練移転は従来、1〜5機が1〜7日間移転する「タイプ1」と、6〜12機が8〜14日間移転する「タイプ2」だった。今回の合意で、嘉手納に所属するF15の2個飛行隊(約50機)のうち、1個飛行隊規模が20日間程度移転する新たな枠組みができる。
また、嘉手納基地所属に限らず、三沢のF16戦闘機や岩国のFA18戦闘攻撃機の訓練の一部も移転の対象となる。戦闘機の燃料など移転にかかわる経費は日本側が負担する。
一方、嘉手納基地には、国内外の他の米軍基地に所属する航空機が「外来機」として飛来し、周辺の騒音が増える事例が指摘されている。沖縄側には「負担軽減になっていない」との不満がくすぶっているが、今回の合意でも、沖縄側が要請していた外来機の制限は触れられていない。「日本政府は外来機の訓練に配慮を求めているが、米軍は運用を縛られることに否定的だ」(防衛省幹部)という。(asahi・com)(河口健太郎、土居貴輝)≫
米軍は運用を縛られると不快感を示しているそうだが、それよりも、危機が迫っている地域から、唯一?の抑止力である同盟軍を追い出そうとする日本政府の行動に、あきれているに違いない。
今朝の産経によると(8面)ロシア国防次官が択捉島に“不法入国”したらしい。「北方領土軍備強化」「揚陸艦配備計画も」とあるから、対中弱腰外交に学んだロシアが、日本には国防意識がないとみて強硬策に打って出てきた。それ見たことか!軍事的に弱いと舐められるとこうなるのが、国際社会の現実である。
最近の日本では専門職が軽視される傾向が強い。外交の要の大使も“経済人”、裁判官も“素人の裁判員”、政治も軍事の基本をわきまえない“初心者マーク”集団だから「敵性国」は笑いが止まらないだろうが、「同盟国」はしらけている。もちろんプロ集団の自衛隊も…
「動的防衛力は、防衛力の適時・適切な運用などにより抑止力の信頼性を高めるとともに、国際平和協力活動などの多様な役割をも能動的に果たし得るもの」という項目が今回の大綱策定の目玉だそうだが、自衛隊が「動的防衛力」を意識しているのは常識で、何も今回特別に言われなくてもわかりきったことである。



