記事

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(13)

1/3
はじめに
(1)これまで安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献について12回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(10)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(11)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(12)

(2)この投稿は、そのテーマについての13回目の投稿です。

これまで、安倍首相の昭恵夫人の公的な行為の場合を別にすれば、公的行為の「連絡調整」のためだけであれば、そもそも安倍昭恵夫人付き官邸職員は必要ないし、どうしても必要なら 安倍首相の政治団体の「秘書」を活用すればよいこと、また、公的行為の「連絡調整」を口実にして、政治団体のスタップでもある昭恵夫人の政治活動のためにお付きの官邸職員を事実上の「秘書」として私物化していることを指摘してきました。

この投稿では、私の以上の指摘が独りよがりの意見ではなかったことを確認し、付きの職員や財務省本省の官僚の「公務」意識に乗じて、昭恵夫人はお付きの職員を「秘書」として指示して森友学園のための「口利き」をしたことを確認します。

1 首相夫人付き職員の「公務」

(1)安倍首相の支持者の中には、理屈抜きで安倍夫婦を擁護する者があるようですが、理屈のわかる者もいるでしょうから、首相夫人付き職員の「公務」内容を確認しておきましょう。

首相夫人は、国会議員でも大臣でもないことは、いうまでもないことです。
とはいえ、何度も指摘するように、首相の外交などの公的行為の際に首相夫人が参加・出席することは、必要な場合があるでしょうから、その場合に、夫人に公務員である職員を付けることは、許されうることもあるでしょう。

(2)もっとも、その場合でも、お付きの職員を何名つけるのかについては、その公的行為の性格や内容次第になるので、そもそも本当に職員を付ける必要があるのかどうかを含めお付きの職員の員数については、別途検討しなければなりません。

(3)一方、政府は、お付きの職員が昭恵夫人に同行する理由につき「首相の公務遂行の補助に関する連絡調整などを行うため」とし、森友学園での講演の場合を含め、お付きの職員の同行・随行は「公務」という位置づけをしており、「政治的活動のサポートではない」と弁明しています。

(4)政府の説明については、後で批判しますが、政府の立場に立っても、「首相の公務遂行の補助」という公的な目的のために首相夫人に職員を付ける以上、当該職員は、夫人の政治活動や選挙運動を含め私的行為を手伝ってはならないし、夫人は、職員を私的行為のために使用してはならないことは、明らかです。

公務員の場合も、憲法論としては公務外の政治活動や選挙運動は自由ですが(現行法令の合憲性問題はここでは検討しません)、職務専念義務があるので、公務中、公務に支障のある政治活動・選挙運動が禁止されますが、政府の上記説明であっても、同じ結論になります。

(5)ちなみに、大臣には、公務である国会答弁の調整などに当たる「事務秘書官」と、秘書らを政治任用する「政務秘書官」が付きますが、公務員の政治的な行為は制限があるので、選挙応援は政務秘書官が同行するのが一般的だそうです(後掲、毎日新聞記事)。

2 公的「連絡調整」なら職員はやはり不要

(1)私が疑義を指摘し続けていることは、単に公的な「連絡調整」を行うだけであれば、夫人も携帯電話などを有している以上、公務員である職員を付ける必要はないし、職員を付けてしまうと、職員は余りにも暇になるので公務員・公金の無駄遣いになる、ということです。

公的な「連絡調整」は首相夫婦間で行われるので、職員のする公的「連絡調整」は多くないからです。
たとえ公的「連絡調整」が多くて職員を付ける必要があっても、あえて夫人に随行して外出させる必要はないでしょう。この場合も、基本的には、公務員・公金の無駄遣いです。

(2)安倍首相の昭恵夫人の場合、最高5名(非常勤と常勤)の職員が付いており、夫人の選挙運動や講演にまで随行させていますが、菅直人元首相の妻伸子氏には、当時、常勤の担当職員はいなかったそうですし、伸子氏は毎日新聞の取材に対し「日ごろは議員会館の事務所が日程調整していた。昭恵氏の選挙運動や講演に職員が同行していたのは驚きだ」と語ったそうです(昭恵氏付職員  選挙応援昨夏3回同行ツイッターに写真?」毎日新聞2017年4月5日 21時47分)。

上記現状は、やはり過去の慣行ではなく、異常な状態なのです。

(3)また、経済官庁の事務秘書官経験者も、「連絡調整なら電話かメールでできる。選挙同行はありえない」と首をひねっていますし(前掲、毎日新聞記事)、元経産官僚でNPO法人理事長の飯塚盛康さんも、東京新聞の取材に「大臣や局長などに省庁からつく秘書が、私的活動に同行するのはあり得ない」と指摘し「連絡調整は電話などでできるし、必要なら私設秘書を雇えばいい。」と話しています(「昭恵夫人付き職員 ハワイ私的訪問にも同行」東京新聞2017年4月8日)。

自民の閣僚経験者までもが「選挙応援には役所の秘書官は連れて行かない。行動予定も分けて管理していた」と述べています(「首相夫人それでいいの? 安倍昭恵氏に疑いのまなざし」朝日新聞2017年4月8日05時09分)。

(4)私が指摘してきた通り、現状は明らかに異常です。

あわせて読みたい

「森友学園」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    ドラゴンボールが儲かり続ける訳

    fujipon

  2. 2

    ひろゆき氏がテラハ問題に言及

    ABEMA TIMES

  3. 3

    コロナ対策成功は事実 医師指摘

    中村ゆきつぐ

  4. 4

    コロナとN国で紅白歌合戦ピンチ

    渡邉裕二

  5. 5

    五輪中止は決定済み? 記事に驚き

    天木直人

  6. 6

    上場企業レナウン倒産に業界激震

    大関暁夫

  7. 7

    ブルーインパルス飛行批判に落胆

    かさこ

  8. 8

    箕輪氏 セクハラ疑惑で「暴言」

    文春オンライン

  9. 9

    長嶋茂雄に激怒 元選手語る事件

    幻冬舎plus

  10. 10

    宗男氏 共産党議員の指摘に反論

    鈴木宗男

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。