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なんだか変

4月6日、トランプ大統領と習近平国家主席との夕食会が終わった直後、米軍がシリア政府軍へのミサイル攻撃を始めた。友好ムードを演出し、米中会談が軌道に乗ったかに見えた時、これに水をさすような攻撃で、一体何故なのかと世界中の話題になっている。

 アサド政権が神経ガスによる凶悪な化学兵器攻撃を行ったことに対し、「最後の一線を越えた」とトランプ氏は怒りをあらわにしたが、「これが米本土に持ち込まれたら市民に大きな危害を加えかねない」との危機感からとも思われる。

又、一方で、核やミサイルの開発を続けている北朝鮮に、何も手を打たない中国に対して、単独行動も辞さないとの米の強い意思を示し、中国に圧力をかけたとも思われる。

実際、北朝鮮は弾道ミサイルの打ち上げを繰り返し行い、なんと6回目の核実験に向けた動きさえ観測されている。重大な危機に直面しているのはまさに日本なのだが、平和ボケしているから、マスコミも含めてこれを深刻に受け止める状況が見られない。

トランプ政権の今回の決意は、当然、北朝鮮の軍事的挑発はこれ以上許さないとする強いメッセージがこめられているから、北朝鮮への圧力、軍事的動きへの抑止力になることは間違いない。

安倍首相は「米国政府の決意を支持する」と声明を出した。早速、これに対する批判が続出したが、内容をよく読むと、苦渋の支持であることが分かる。

化学兵器の非人道性を前面に掲げ、米国の軍事行動ではなく、政治姿勢を支持するとなっているのだ。ミサイルや核に対して非力で、米の傘の中にいる日本にとっては精一杯の声明だと私は思う。

しかし、もうここまでくれば日本は、アメリカに頼るだけでなく自らの国は自ら守るとの強い決意のもと、どこまで可能かを含めて「自主防衛の体制」について真剣に議論しなければならないのではないか。

ところが近頃の国会は太平楽で、危機感が薄く、そんなことに無頓着だ。籠池問題で明け暮れし、野党はあわよくば昭恵夫人の問題から、安倍首相を総理の座から引き下そうと必死になっている。ピントが狂っていないか・・・。

国会での大臣はと見ると、法務大臣にしても防衛大臣にして不勉強で自信が無くしどろもどろの様子、あげくの果てには復興大臣のように怒鳴り上げて顰蹙を買う騒ぎを起こしたりする。確かに復興大臣への記者(フリーライター)の質問態度は最悪で、記者会見の場なのに、一方的な責任追及ぶりで、あれでは怒りたくもなる。しかし、その向こう側には国民が居るのだから、ここはぐっとこらえて、丁寧に説明するのが大臣の貫禄、度量というものなのだ。

最近、「なんだか変」と感じるこが多いが、そう思うのは私だけであろうか。

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