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あれから四半世紀…桜田淳子の〝芸能界復帰〟は問題なのか?

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「芸能界復帰反対」と騒ぐのは無謀では?

弁護士連絡会が彼女の復帰に反対しているのは「(教団の)実体は変わっていない」とし、さらに彼女が「教団を脱退していない」ことを理由に挙げている。しかし、よくよく考えてみれば、これまで彼女がメディアに登場したこともなければ発せられた言葉もない。まさに「沈黙」である。語れば「誤解を招く」と考えているようだ。そもそも脱会するかどうかは彼女自身の問題だろう。無理に語らせる必要もないと思うが、何となく彼女を〝広告塔〟に据えようとしているのは、今や弁護士連絡会なのではとも思えてくる。

「教会は、広告塔の桜田氏を芸能界に復帰させて信者の士気を高める狙いがある」

と言うが、正直言って「そうなの?」という気もしないわけではない。

今でも、桜田淳子に士気を高めるだけのパワーがあるのかどうかは分からないが、少なくとも教会には関係なく彼女を待ち望んでいるファンの数は多いように思う。それに、例え「復帰した」としてもコンサートや何らかのイベント。あっても独立系の映画出演ぐらいだろう。…と言うより、本格的に復帰したとしても、現実的に彼女を起用するほど勇気のあるテレビ番組やラジオ番組なんて、おそらくないはずだ。それが現実だろう。そういった中で、単に〝広告塔〟だからという、それこそが実態のない理由だけで「芸能界復帰反対」なんて騒ぐこと自体、どこか無謀に思えてならない。そもそも犯罪を犯したわけでも何でもないのだから…。

で、百聞は一見に如かず、である。信者ではないが、教会の「合同結婚式」がどんなものなのか取材させてもらったことがあった。丁度2年前のことである。

行ったのは、韓国ソウル郊外の清心ピースワールドセンター。教会の本拠地だ。

Getty Images


合同結婚式——かつては「(創設者の)文鮮明氏のマッチングで結婚相手が決められた」と言われたが、ここ4~5年は「ネット登録の婚活」で相性の合った相手を見つけ、合同結婚式に参加するカップルが中心となったというのだ。

桜田さんや徳田さん、山崎さんが参加した時は、文鮮明氏によるマッチングで結婚相手が選ばれたが、時代は変わり、合同結婚式も大きく様変わりしたという。

「5年前の12年に文鮮明氏が亡くなってから徐々に流れが変わり始めました。ここ数年はウエブに登録して、相性の合ったお相手を紹介するシステムを取るようになりました」。

相手を紹介されたら互いに連絡を取ってデートを重ね「納得の上で結婚を決める」というのだ。要するに合同結婚式のための「婚活サイト」が開設されたと言う。

「文先生のマッチングには霊的なパワーがあったことは事実です。しかし、ウエブにしたところ登録者は日ごとに増えているので、条件を明記して登録しておくと必ず相手が見つかります。最終的にはお互いの相性だけです」。

因みに、正式に結婚が決まると「祝福献金」(150万円程度)が必要になるという。

この時の合同結婚式には韓国や日本、米国など全世界80数ヵ国から新婚800組、既婚3000組の3800組が参加者した。その中で日本人はおよそ400カップルだった。

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