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- 2011年11月06日 13:07
小国ギリシャで大国が必死になる理由
先週は、世界中が、ギリシャ(ごとき)に、ぶんぶんに振り回されてしまいました。
ギリシャのGDPは2200億ユーロですよ、日本の5%以下。
さらに、借金総額は3000億ユーロ、日本の3%。
いやはや、恐るべしギリシャです。
というか、何かおかしいのでしょうね、世の中のシステムが。
ユーロがいかに不完全かということですかね。
まあ、何事も変えていくには、時間がかかるわけでして、ユーロなんてのも、元々は、独仏の因縁の対決を封印するために出来たといってもいいわけです。
仲良くやっていくためのユーロであったわです。
ところが、そこに、欧州の火薬庫といわれるバルカン半島のギリシャがユーロに加入してきたわけです。
歴史は繰り返すといいますが、やはり、ギリシャはユーロの火薬庫になってしまったのですね。
地政学的には、このバルカン半島、欧州と中東(イスラム圏)の境界にあるので、何かと問題が起こりやすいし、国民性も他とは変わったものになるのでしょうね。
ある時はローマ、ある時はペルシャ、最近ではトルコの支配下にあったりで、何となく、「真面目に働いても、真面目に借金を返しても」という国民性も分からなくもないですが。
そのギリシャですが、パパンドレウ首相は信任投票で可決しました。
首相は辞意を表明し、新たな連立政権へ向けた協議が行われるはずですが…
一方で、野党党首は、引き続き総選挙を要求しているようです。
ともかく、ギリシャとしては、(今のところは)EUとの合意案を受け入れ、国民投票はしないということは決まりましたので、あとは、厳しい財政削減案を実行して欲しいですね。
嫌な予感としては、総選挙になり、野党が勝利して、政権が変わり、よって、政策も変わって、財政削減案を拒否することですが…
そんな不安なギリシャなんですが、無秩序なデフォルトということになれば、最悪3000億ユーロの借金を踏み倒すわけでして、債権保有者は、この3000億ユーロを償却しなきゃいけません。
民間が1800億ユーロ前後保有と言われて、それ以外では、ECBが700億くらい持っているようです。あと、大口では中国(CIC)でしょうか(数値は推測で実際と異なる可能性もありますので)。
ECBにとっては、保有資産がゼロになるなんて、あってはならないことですよね。
ユーロの信用が落ちてしまいます。
たががギリシャなんですが、無秩序なデフォルトなんてことになりますと、ECBの信用が落ちて、ユーロの信用も落ちることになります。
これは、ユーロ加盟国にとっては、許容できませんね。
ユーロの信用が落ちるということは、金利が上昇しますから、景気にはマイナスになります。
もっと言えば、ユーロ存続の危機にすらなります。
民間の銀行なんて、増資しても、きっとすぐ資本不足になるでしょうね。
しかし、すでに、市場や政治家の関心は、ギリシャからイタリアに移ってきています。
ベルルスコーニ首相は、IMFの金融支援を断る代わりに、イタリアの債務削減策のIMFによる監視について合意しました。
おかげで、イタリア国債は6.4%まで売られました。
問題は、ECBの理事の方も言っているのですが、イタリアの景気が良くないことが原因です。
予想では4Qはゼロ成長になると。
これでは、債務削減は上手くいかないであろうと思われてもしかたありません。
ドイツの製造業受注指数も3ヶ月連続マイナスとなり景気減速が鮮明になっています。
ECBの利下げも理にかなっており、12月も再利下げする可能性が高いと思っているのも、こういう背景があるからです
だから、ギリシャごとき小国であっても、メルケル首相やサルコジ大統領が必死になるわけです。
ギリシャのGDPは2200億ユーロですよ、日本の5%以下。
さらに、借金総額は3000億ユーロ、日本の3%。
いやはや、恐るべしギリシャです。
というか、何かおかしいのでしょうね、世の中のシステムが。
ユーロがいかに不完全かということですかね。
まあ、何事も変えていくには、時間がかかるわけでして、ユーロなんてのも、元々は、独仏の因縁の対決を封印するために出来たといってもいいわけです。
仲良くやっていくためのユーロであったわです。
ところが、そこに、欧州の火薬庫といわれるバルカン半島のギリシャがユーロに加入してきたわけです。
歴史は繰り返すといいますが、やはり、ギリシャはユーロの火薬庫になってしまったのですね。
地政学的には、このバルカン半島、欧州と中東(イスラム圏)の境界にあるので、何かと問題が起こりやすいし、国民性も他とは変わったものになるのでしょうね。
ある時はローマ、ある時はペルシャ、最近ではトルコの支配下にあったりで、何となく、「真面目に働いても、真面目に借金を返しても」という国民性も分からなくもないですが。
そのギリシャですが、パパンドレウ首相は信任投票で可決しました。
首相は辞意を表明し、新たな連立政権へ向けた協議が行われるはずですが…
一方で、野党党首は、引き続き総選挙を要求しているようです。
ともかく、ギリシャとしては、(今のところは)EUとの合意案を受け入れ、国民投票はしないということは決まりましたので、あとは、厳しい財政削減案を実行して欲しいですね。
嫌な予感としては、総選挙になり、野党が勝利して、政権が変わり、よって、政策も変わって、財政削減案を拒否することですが…
そんな不安なギリシャなんですが、無秩序なデフォルトということになれば、最悪3000億ユーロの借金を踏み倒すわけでして、債権保有者は、この3000億ユーロを償却しなきゃいけません。
民間が1800億ユーロ前後保有と言われて、それ以外では、ECBが700億くらい持っているようです。あと、大口では中国(CIC)でしょうか(数値は推測で実際と異なる可能性もありますので)。
ECBにとっては、保有資産がゼロになるなんて、あってはならないことですよね。
ユーロの信用が落ちてしまいます。
たががギリシャなんですが、無秩序なデフォルトなんてことになりますと、ECBの信用が落ちて、ユーロの信用も落ちることになります。
これは、ユーロ加盟国にとっては、許容できませんね。
ユーロの信用が落ちるということは、金利が上昇しますから、景気にはマイナスになります。
もっと言えば、ユーロ存続の危機にすらなります。
民間の銀行なんて、増資しても、きっとすぐ資本不足になるでしょうね。
しかし、すでに、市場や政治家の関心は、ギリシャからイタリアに移ってきています。
ベルルスコーニ首相は、IMFの金融支援を断る代わりに、イタリアの債務削減策のIMFによる監視について合意しました。
おかげで、イタリア国債は6.4%まで売られました。
問題は、ECBの理事の方も言っているのですが、イタリアの景気が良くないことが原因です。
予想では4Qはゼロ成長になると。
これでは、債務削減は上手くいかないであろうと思われてもしかたありません。
ドイツの製造業受注指数も3ヶ月連続マイナスとなり景気減速が鮮明になっています。
ECBの利下げも理にかなっており、12月も再利下げする可能性が高いと思っているのも、こういう背景があるからです
だから、ギリシャごとき小国であっても、メルケル首相やサルコジ大統領が必死になるわけです。



