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雇用統計に加え、自動車販売も注目=今週の米株式市場

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 今週(3─7日)の米株式市場では、米雇用統計を除き、3日発表の3月米自動車販売台数が最も興味深い指標となりそうだ。同指標は、中間層の消費動向に加え、年初からこれまで逆境が続く自動車セクターの状況を見極める物差しとして注目される。

エコノミストは季節調整済み年率で1700万台超の水準を予想しているが、2005年8月以来の高水準だった昨年12月の1840万台には遠く及ばない。

また、予想通りであっても、12カ月ローリング平均値の3カ月連続での低下を意味する。販売台数がピークアウトし、価格も低下方向に向かっていることから、メーカーやディーラー以外にも二次的影響が広がると予想される。

米自動車・住宅金融サービスのアライ・ファイナンシャル(旧GMAC)によると、今年のリース車・中古車販売価格は大幅に下落する見込み。アライは3月、こうした見方を理由に挙げて2017年の利益見通しを引き下げた。

モルガン・スタンレーも31日の顧客向けメモで、中古車価格は2021年までに25─50%急落する可能性があるとの見方を示した。

株式市場もこうした兆候を意識。S&P1500の自動車販売セクターのサブ指数<.SPCOMAUTR>は年初から6.5%下落。自動車部品小売り大手アドバンス・オート・パーツ(AAP)<AAP.N>、自動車ディーラー最大手オートネーション<AN.N>、ディーラーのソニック・オートモーティブ<SAH.N>の株価は2桁台の値下がりを演じている。

こうした中で、6日に発表されるカーマックス<KMX.N>の決算が中古車販売セクターの指標になるとみられている。同社株は年初来で8%下落している。

7日発表の3月雇用統計は、非農業部門雇用者数の18万人増加が予想されている。失業率の予想は変わらずの4.7%。

5日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨も発表される。

今週の決算発表企業は、農薬・種子のモンサント(5日)、中国ファストフードチェーンのヤム・チャイナ・ホールディングス(5日)、ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(5日)、アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ(6日)など。

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