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- 2017年03月30日 21:05
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)
はじめに
(1)これまで安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について5回の投稿しました。
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)
安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)
(2)この投稿は、そのテーマについての6回目の投稿です。
以下では、やはり安倍首相の昭恵夫人は、2015年(手紙は10月26日)に、籠池泰典森友学園理事長側から単なる「一般的問い合わせ」ではなく具体的な「希望」(要望)を受けていたこと、そして同夫人付けの官邸職員に指示して財務省本省に「希望」(要望)を伝え、同夫人付けの官邸職員は、財務省本省から「回答」を得て昭恵夫人に「報告」し、籠池理事長にFAXで「回答」を知らせたこと(同年11月17日)、結果的には「神風が吹く」結果を籠池理事長にもたらしていたことを指摘します。
1 やはり単なる「問い合わせ」ではなかった
(1)先日(2017年3月28日)の参議院決算委員会で日本共産党の大門実紀史議員は、籠池理事長が昭恵夫人付け官邸職員に送った手紙を独自に入手したことを明らかにしその手紙(2015年10月26日)には(わかりやすく上脇が表記を補充して紹介する)、①2015年5月29日に近畿財務局と森友学園が10年の定期借地権契約を締結しているが、その定期借地期間を50年に延長したうえ、その国有地を「早い時期に買い取る」こと
②国有地の賃料227万5000円を半額にしてほしいこと
③森友学園側が立て替えていた土壌汚染除去工事費1億3176万円(「有益費」)を支払ってほしいこと
が書かれていた、と明らかにしたのです。
(2)ここで確認しなければならないことは、籠池理事長側の手紙が単なる「一般的問い合わせ」ではなく、「希望」(要望)であった、ということです。
2 やはり昭恵夫人の指示だった
(1)安倍政権は、以上につき、昭恵夫人付け官邸職員が個人的に行った「問い合わせ」であり、昭恵夫人は全く関与していないと弁明し続けてもいます。(2)しかし、すでに指摘したように、当該官邸職員は、国家公務委員であり、昭恵夫人付きとしての公務を果たすことを命じられているわけですから、直接民間人から受けた「希望」(要望)に対し、上司または昭恵夫人の了承なしに行動することなどありえません。
(3)むしろ、23日の「証人喚問」における籠池証言によると、籠池理事長が昭恵夫人に直接電話し、留守電に「希望」(要望)を伝え、その後、「希望」(要望)を具体的に書いた上記手紙を夫人付け官邸職員に送付していた、
というのです。
(4)この証言は、真実である可能性が極めて高くなっています。
インターネット上に、今週末発行の「しんぶん赤旗日曜版」(2017年4月2日号)は、安倍首相夫人付官邸職員が籠池理事長に
「(首相夫人に)お電話いただいた件ですが」
「こちらに文書を送ってください」
と電話をしていたというのです。
つまり、夫人付け官邸職員は、昭恵夫人の指示によって籠池理事長側に対し「希望」(要望)の文書の送付を連絡したことになります。
そして、その文書を受けて、財務省本省の「希望」(要望)を伝え、「回答」を得て昭恵夫人に「報告」し、籠池理事長に来旨FAXで同年11月17日に「回答」を知らせたわけです。
(5)上記報道が真実であるとなるとここで再度確認しておくべきことがあります。
それは、それまでに昭恵夫人は、森友学園の塚本幼稚園の「教育」方針を高く評価し、同幼稚園での講演を3回も引き受け、同学園のつくる小学校の名誉校長を引き受けていた、ということです
ということは、昭恵氏は、行政の長である安倍内閣総理大臣の夫人であり、5名の職員が「秘書」として付いていると同時に森友学園側として小学校旁を進める側であったということです。
その昭恵夫人が夫人付け官邸職員を「秘書」として使って森友学園側の「希望」(要望)を叶えるよう動いたということになるのです。
「政治力」を発揮したことにもなりそうです。
(6)また、上記報道が真実であるとなると、安倍首相も、昭恵夫人も、安倍政権も、昭恵夫人が一切関与していなかったと嘘をつき続けていたことになります。
3 「神風を吹かせた」のは昭恵夫人!?
(1)籠池理事長側の手紙の内容が「希望」(要望)であったとなると、それが実現したのかどうかが、重要になります。前掲の日本共産党の大門議員は、
上記①については、2016年6月の売買契約で実現しており、
上記②については、支払額を月額に直せば要望通りになっており、
上記③については、2016年4月6日に執行されており、
「満額回答になっていると指摘しました。
(2)実現していないものもあるので、「満額」と表現できないかもしれませんが、ここで重要なことは、国側の回答が決して「ゼロ回答」ではなかったということです。
(3)また、結果的に、行政の長である安倍内閣総理大臣の夫人であり、5名の職員が「秘書」として付いていると同時に森友学園側として小学校旁を進める側であった昭恵夫人が、夫人付け官邸職員を「秘書」として使って「政治力」を発揮して「神風を吹かせ」森友学園側の「希望」(要望)を叶えた可能性があるのです。
(4)安倍政権や自民党は、夫人付き官邸職員の行為は、単なる「一般的問い合わせ」だったと強弁したことは、明らかな嘘をついていたわけで今でも、そう強弁し続けていることは、嘘をつき続けていることになります。
(5)以上の点を否定する「証人喚問」は、いまだに衆参のいずれにおいても行われていません。
以上の点で籠池証言が真実で、昭恵夫人の説明が嘘である可能性が高くなってい以上、やはり昭恵夫人をはじめ関係者の「証人喚問」が不可欠であることは、あまりにも明らかです。
(つづく)



