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パパ友づきあいはゆるい距離感が大事

おおたとしまさ

子育ての悩み、夫婦関係の悩みは、職場ではなかなか人に言えないというパパも多いのでは? そんなとき、パパという共通項をもつ「パパ友」がいると、お互いの悩みをシェアできて、「自分だけじゃないんだ」と安心できます。

でも男性は普段仕事のコミュニケーションしかとっていないような人も多いので、たわいもない雑談みたいなものが苦手だったりするんですよね。

ついこの間、こんな話を聞きました。50代の男性が日中に公園のベンチに腰掛けていたら、隣に年配の男性が座って、「お話ししていいですか?」というので、びっくりしながら「どうぞ……」と言ったら、そのあと延々と自分の履歴書を読むように仕事の経歴を話し出したらしいんです。なんとか熟年の「公園デビュー」をしようと主多田のでしょうけれど、「いい天気ですね。桜のつぼみも膨らんできましたね」みたいな自然な会話が苦手なんですよね。

そんな不器用な男性が、パパ友を作るコツは主に以下の3つ。

パパ友を作るコツは主に以下の3つ。

作戦1 学生時代の仲間と近況報告会をしてみる

まずは気心しれた友達を誘ってみましょう。数年前までくだらない話で盛り上がっていた自分たちが、育児や夫婦関係について悩み、子どもの将来を真剣に考えているってことに気付くだけで笑えてきます。毎日顔を合わせる会社の同僚よりも、たまにしか会えない旧友のほうが、この手の話はしやすいような気がします。

作戦2 ご近所や保育園のパパに話しかけてみる

「パパ同士がんばろうよ!」なんて、一人だけいきなり息巻いてしまうと、逆にみんなが引いてしまうこともあります。大人同士ですから、あくまでも自然にお付き合いを始めるように気を使いましょう。ご近所さんなら、子ども同士をいっしょに遊ばせながら、パパ同士も仲良くなりやすいでしょう。近所の居酒屋で気軽に愚痴会できることがメリットです。

作戦3 パパサークルに参加してみる

おやじの会など、パパの集まりを調べてみましょう。パパであるが故の悩みを大いに語り、先輩パパたちからアドバイスをもらうこともできます。そういう会に参加しているパパたちも決してスーパーマンではなく、上手に手を抜きながら普通に育児しているということを知るだけで、気が楽になります。

ただし、最近は「パパ友」が原因のストレスも発生しているようです。

「パパ友」の集まりみたいなものに参加する父親こそ「意識の高い父親」みたいな価値観が広まっています。でも、みんながみんな社交的なわけではありませんよね。よく知らない人と仲良くなるのに時間がかかる人もいます。大勢でわいわい盛り上がるのが苦手な人もいます。幼稚園や保育園のパパ友の会に参加するのが苦痛だという人たちもいるのです。

仕事と家庭の両立、夫婦関係の悩みなど、ストレスを1人で抱え込まないようにするのがパパ友とコミュニケーションを取る大きなメリット。しかし、パパ友のコミュニケーションを取ること自体が目的化して、それがストレスにまでなってしまうようなら本末転倒です。そこまでして無理にパパ友の会に参加する必要はありません。

みんなが気軽にいつでも参加できるパパ友の輪をつくるためには、定期開催とか凝ったイベント化とか、そういう面倒なのをあえて避け、ある程度の“ゆるさ”を保つことも大切です。そして気が向かないときには遠慮なく参加を見送り、ちょっと顔を出そうかなと思ったらいつでも参加できるような敷居の低さが必要です。要するにあんまり形式張らないほうがいいということです。

パパ友はいたほうがいい。でも無理して付き合う必要はありません。仕事の飲み会じゃないんですから(笑)。

※全国のFMラジオネットワークJFNの「OH! HAPPY MORNING」3月30日に放送した内容を掲載しています。

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