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これでもまだ“憲法”を信じるか?

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深い眠りに陥っていた「日本人」の中に、少しずつ目を覚ましつつあるものが出てきたようだ。今「目を覚まさなければ」気づいたときには手遅れになっていることだろう。

国家基本問題研究所が、中国人船長釈放事件に関する次のような「緊急提言」を出した。

1、政治家は今回の事件をもって戦後の国防体制を根本的に再考する機会にせよ。
2、政府は中国船による意図的衝突の証拠となるビデオ映像を公開せよ。
3、政府は尖閣諸島に自衛隊を配置せよ。
4、政府は「白樺」など東シナ海のわが国排他的経済水域内の天然ガス田の試掘を開始せよ。
5、国会は外国船の違法活動を罰する法律を制定せよ。

世界の常識から読めば、どれも当たり前の内容に過ぎないが、これがわが国では新鮮な?呼びかけに聞こえるから不思議である。正常ではない証拠だろう。

さすがに与党内部からも今回の異常さを追及する声が出ているというが、戦後日本政治の膿が一斉に吹き出したに過ぎまい。今まで「ウサギと亀」のウサギか「茹で蛙」のかえるのように、惰眠をむさぼって「経済大国だ!」だといきがっていただけである。

日本が法治国家を標榜するのであれば、その根幹は「憲法」にあることを知らぬはずはあるまい。ましてや「弁護士出身」の官房長官が三権分立の基本原則を知らぬはずは無かろう。

それとも憲法前文を盲信しているだけに過ぎないのか?

「彼ら」が盲信しているのは、「憲法前文」の、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」という虚構に過ぎない。

盲信してきた憲法の美辞麗句が、今回の事件で木っ端微塵に砕け散ったにもかかわらず、それでもまだ「諸国民」を信じるというのであれば、彼らは救いがたいバカか、敵性人だという証明だろう。

断っておくが「バカ」とは、雅語形容詞の“はかなし”を語源とする「記憶力・理解力の鈍さが常識を超える様子。また、そうとしか言いようの無い人」だと辞書にはある。

今回の政府の判断は、まさに「そうとしかいえない」と思うから使っただけである。

語るに落ちた腰抜けどもに対して、今朝の産経「正論」欄に、佐々淳行初代内閣安保室長が次のように書いているから、ご参考までに貼り付けておきたい。

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