いや、ぼくが言われたんじゃないんですけどね。知人がフェイスブックに投稿していたもので。
「幼いこどもを連れ回してかわいそう」
それは、こんな、よくある話。
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女性起業家としてそこそこ知られているAさん。
先日こどもが生まれたばかり。
自分のビジネスを持っている方なので、育児休暇はありません。出産直後から、バリバリ働いています。
保育園にこどもを入れようと思ったけれど、案の定、待機児童問題で入所できず。
「子どもを連れて仕事に行くのも、それはそれで楽しいかな」と思い、出張先などには幼い子どもを連れていきます。
「今日も子どもと一緒に、大阪に出張に来ました」というツイートを投稿すると……
匿名の卵アカウントから、こんな意見が来ました。
「幼いこどもを連れ回して、かわいそう」
取るに足らない中傷だとわかってはいても、Aさんは傷つきます。
「わたしは、かわいそうなことをしているの……?」
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……とまぁ、そういう話ってよくあると思うんですよ。
ぼくなんかも見てないだけで、どっかで言われてるのかもしれませんね。親の都合で赤子を連れ回すぜ!ヒャッハー!
「幼いこどもを連れ回してかわいそう」とか言っちゃう人の脳みその方が、よっぽど可哀想ですわ、ほんと。認められて生きてこなかったんでしょうねぇ……。
具体的に言って、こどもを連れ回すことの、何が可哀想なんでしょうかね?
移動がストレスになるから?生活リズムが崩れるから?親の都合に振り回されているから?
ぼくは、何も可哀想なことはないと思いますけどね。
むしろいい経験じゃないですか。幼いうちからいろいろな人、いろいろな場所を知ることができるわけですから。
何よりも、そうやって親が生き生きと仕事をしている、その姿を伝えられることが、最高の教育です。
Aさんなんかも、仕事が楽しいからこそ、「こどもを連れ回して」働いているわけですしね。
あとになって、「自分の母親は、仕事が楽しくて、幼いわたしを連れて全国を飛び回っていたんだ」と知ることができたとしたら、それは素敵なことじゃないですか。
ぼくは積極的に、我が子を連れ回しています。まぁ、引きこもりなんで、そんなに頻繁じゃありませんが……。
こどもと一緒に出張に行くのって、楽しいんですよ。先日は大阪でお好み焼きを食べてきました。次は尾道あたりに行こうかなぁ。
これからの家族のあり方。
いろいろ記事書いてます。ここらへんもどうぞ!