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あまりに緩慢な政府のタイ大洪水支援スタート

 NHKニュース《タイ洪水に援助隊とポンプ車》は5日、横浜港から高性能の排水ポンプ車10台が貨物船でタイに向かったと伝えました。現地到着はなんと17日だといい、首都バンコク中心部で心配される水没には間に合いません。これだけ騒がれ続けていたのに、あまりにも緩慢な支援策の立ち上がりにがっかりです。

 「現地に送られる排水ポンプ車は、1分間に30立方メートルの大量の水を排出する能力があり、東日本大震災でも津波の浸水地域で使われましたが、海外への派遣は今回が初めてです。派遣されるメンバーの責任者の、外務省外国人課の舩山光一企画官は『現地の人たちが一日も早くふだんの生活に戻れるよう、自分たちの役割を果たしたい』と話していました」と、最初から「戦後処理」のつもりです。付いている動画を見ると、大型貨物機をチャーターすれば十分に運べる大きさです。

 タイ大洪水の情報は、ウチャラポーンさんの日本語ブログ「バンコクでコンサルティング」でウオッチさせていただいています。5日には「明日にも日本人学校も被災か/男性がワニに噛まれ重体/危惧される地下鉄への浸水 」と、いよいよ都心部が危うくなっていると伝えています。現地の洪水情報システム地図に中心部繁華街やスクムビットの日本人居住区などを書き込んで以下に掲げます。政府の洪水対策本部があるビル周辺は水没していますが、ビルそのものは遮水壁に守られている状況です。
 
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 「報道によると南下を続ける大量の水が、日本人も多く居住するスクムビットエリアや商業の中心シーロムエリアから数キロの所まで迫っており、徐々にスピードを緩め、早ければ明日にもバンコク日本人学校に、3〜4日後にはスクムビットへ届くと言われています」「昨晩の報道では、地下鉄のラチャダー
ピセーク駅周辺も浸水し始め、その先には地下鉄の操車場もあり、水の流入が心配されています」

 10月末の大潮で川が溢れた危機は何とか凌いだのですが、標高差に乏しい平野を北部からゆっくり南下してくる洪水の塊に抵抗する手段は多数ある運河を活用するだけです。平らな土地にある運河に排水力を多く期待するのが間違っていると思います。日本の強制的な機械排水力は確実に役立つはずなのに、時機を失したのは残念です。

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