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森友学園問題の検証から始まる失敗の研究事始め

まだ収束を見ていないのだが、それでもそろそろ検証作業を始めた方がいいのかしら、と思っているのが森友学園問題である。

失敗の研究事始めというか、失敗学の研究なるものを始めた方が世の中の役に立ちそうだな、という予感がしている。
九分九厘成功しそうだったことが一番大事なところで躓いた、という好個の事例になりそうなのが森友学園問題である。

とても仕上がりそうになかったことが、ある日突然動き出し、あれよあれよと思う間に形を成していく。

まるで神風が吹いたようだ。

そう籠池氏が外国特派員協会の記者会見で述べたことが印象に残った。

あれよあれよと思う間に形が出来上がり、9分9厘出来上がったところで、あれよあれよと思う間に崩れて行った。
神風が吹いたと思ったら、その神風と同じくらいの強い風が吹いて元の木阿弥になり、残ったのは10数億の借金だけ、ということになったら、誰でもこれは何だ、ということになるだろう。

神風が吹いたように思った時は、何と自分は運のいい男だろう、と思っていただろう。
しかし、今振り返ってみれば、何と自分は不運だろうと思っているに違いない。

ある弁護士からの情報公開請求に対する近畿財務局の対応のちょっとした誤り、あるいは不適切な対応からすべてが始まっている。

あの時に隠さなければ、ここまで大きな問題に発展せず、今頃は瑞穂の國小學院の開設が認可されて、入学式の準備が進んでいたかも知れない。
ほんの1カ月でも開示の時期がずれていれば・・・・、などとあれこれ考えると、やはり近畿財務局が弁護士の情報公開請求に対して過度の警戒心を示したことがそもそもの間違いだったのではないかと思えてくる。

こういう時は、普通の応対をするのがいい。おや、と思うような応対をするから、情報公開請求裁判を起こされ、しかも裁判沙汰に慣れていない方々は慌てふためいて下手を打ってしまう。

うん、失敗の研究事始めの第一弾は、森友学園問題だな、と気が付いたところである。

様々な部署での失敗が満載のようである。
おいおい検証していくことにしよう。

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