記事

読者は自分がそれを読むまで「この情報が欲しかったんだ」と気付かないものである

ふと思い立ったので書く。多くのユーザーは、自分が読みたいと心の中で思っている物があります。しかし、実際に読んで「これは良かった」と感動するものは、別の物になるのでは無いかというお話。

読者アンケートによって作った記事が失敗する理由



1年前の事なので記事がどれか正直忘れたんですが、読者にこれまでボツにした下書きタイトルを見てもらい、その中でどういう記事が良いのか?というアンケートを実施しました。

結果、選ばれたタイトルを元に記事を完成して公開。

しかし、アンケート上位を占めたにもかかわらず結果は惨敗でした。

これは何故でしょうか?

最近感じるようになったのは、読者が読みたいと望んでいる記事があっても、実際にその記事を読んで見るまでは、読者自身「実はこの記事を読みたかったんだ」とは思わないと言うことです。

例えばWeb制作に関して読みたいんだと心の中で考えていたとして、それとは別に今回の震災でのボランティアに参加した看護師さんのブログを読んだとき、この記事を読んで良かったと思わされました。

また、jQueryのプラグインに興味があったとして、突然少しのコードで実装可能な20のjQuery小技集というプラグインとは関係無くても、こういう予想よりも一つ上の記事を見ると、これはすごいなと感じるわけです。

つまり、読者としては、自分で望んでいるであろう情報よりも、遥かに読んで衝撃を受けた記事にこそ「これが読みたかったんだ」と考えるのではないだろうか。

読者が望むものを察知した上で、もうひとつ工夫をする事で、初めてこれが読みたかったんだと言ってもらえるのかなと思いました。

つまりですね。

自分が望んでいるものが豊富な情報元だけをみていたのでは、自身が感動するかもしれない衝撃的な記事からは遠ざかっているんじゃないかなというお話です。

そう考えるとTwitterやfacebookのタイムライン、フィードって言うのは素晴らしいなと感じる理由もなんとなく理解できますよね。まぁ・・・140字じゃ言いきれなかったので記事にしました。

ちなみに私はこういうのあまり考えずに、これがあれば便利だなとか、ブクマが増えてきたからまとめようかなとか、あとは好きな事をだらだらと書いてここまでやってきたので、必ずしもこれを意識する必要はないかもしれませんけどね。

あとスティーブジョブズの名言もこれと同じ事が言えるのかなとも思えたり。
製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ
みなさんはどう思いますか?

それでは、また。

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