- 2017年03月15日 12:12
え、まだ妻を家に閉じ込めてるの?昭和のおっさんなの?
21世紀の家族論です。
妻を閉じ込める男たち。
友人たちと雑談をしていたときのこと。
いやー、びっくりしたんですよ……。
最近の若い男でも、「結婚したら、彼女には家庭に入ってもらおうと思ってます」みたいな人が一定数いると聞いて……。
か、か、家庭に入る。なんだその斬新コンセプト……。
家庭って牢獄みたいなものだっけ?「入る」んじゃなくて「作る」ものじゃないの?明治時代じゃあるまいしなぁ……。
さらに驚いたのは「妻が夫より稼ぎがあるのは許せないから、妻には働かせたくない」という男もいるそうな……!?
すごい器の小ささですよね。「もはや器を持っていないレベル」と、プロブロガー仲間のヨスさんが辛辣コメント。
こういう人たちって、ほんとうに頭が悪いんだなぁ、と思います。
今の時代、「妻を閉じ込める」ことには1ミリたりとも合理性がないでしょう。
すんごい資産家とかならまだわかりますが、稼ぎの低そうな男たちほど、妻を閉じ込めるイメージが……。ちんけなプライドを大切にしてる感じで。
妻が外に出るメリット。
何度か書いてますが、特に子育て中の女性は、放っておくと家庭のなかにこもってしまいます。
よほど意識しないかぎり、そのままこどもが巣立つまで「お母さん」に徹することになります。
仕事も辞めて、育児と家事に専念。働くといっても、短時間のマニュアル労働が中心。
夫は「オレが家を支えているんだ」とドヤ顔。きついな。
妻が「お母さん」になってしまうと、少なくともビジネス的な意味において、成長がストップします。
育児によって人間的には成長できますが、事業に必要な能力(プレゼン力、企画力、表現力、課題解決能力、営業力、KPI管理能力……)はそれほど成長しません。
「入社してすぐに結婚してこども産んで退職した」みたいな場合だと、30代後半になっても新卒と同程度のビジネススキルしかない……みたいなことになりかねません。
たぶんですね、昔はそれでもよかったんですよ。
女性は「お母さん」になったら、ビジネスから離れるのが普通だったわけですから。
でも、今は違いますよね。保育園に預けて働く人も多いし、自分で小さな起業をする人も多いです。
そして重要なことに、妻がビジネス的に成長してくれれば、家計はより安定します。
世帯収入は増えますし、もしも夫が何かの事情で稼げなくなったとしても、十分に生活することができるようになります。
「家庭」を「会社」だと考えれば、会社に「稼げる人材」がひとり増えるわけですから、こんなにいい話はありませんよね。夫側の精神的負担も少なくなるので、無理して働くこともなくなります。
とにかく、外に出てもらおう。
まぁ、そんなことは、最近の男子なら頭ではわかってますよね。
ぼくも、頭ではわかってました。
すみません。頭だけです。だいぶ長い間、妻を閉じ込めてしまってました……。
なので、最近は積極的に!妻が外に出られるように意識して動いています。
頭だけではなく、身体を動かすのです!
妻に成長してもらうためにも、ちょいちょい遠方に出張してもらっています。
今月末は沖縄に二泊三日、妻ひとりで旅に出てもらいます。
毎月一回は、どこかに行ってもらいたい。マイルも貯まるし一石二鳥。
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ちなみに妻がいない間、ぼくと娘はのんびり温泉をめぐります。
ブログのネタになるのはもちろん、娘も温泉好きなので、とても合理的な過ごし方です。
外泊なら炊事・掃除からも解放されますしね。ぼくは料理嫌いなのです。
ポイントとしては、妻が不在のとき、夫側は無理をしてはいけません。「こどもと楽しく過ごすこと」が、家を離れた妻を安心させるのですよ!
うちは幸い、ぼくが引きこもり体質です。ずっと家にいたい。たまに温泉行ければそれでOK。
これからもどんどん妻に外に出てもらい、うちの会社=家庭の安定性を高めたいと思います。
うちの妻は万事においていいセンスしてるんで、ハマればビジネスもうまくいくと思うんですよね〜。楽しみ楽しみ。
夫婦は楽しい。
最近、家族の話をよく書いてます。ここらへんもどうぞ!
- Hayato Ikeda
- プロブロガー