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- 2011年11月02日 10:22
橋下徹・松井一郎氏の維新の会 大阪ダブル選挙マニフェストの経済政策がまたカジノ誘致
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹氏が大阪・梅田で行った、知事辞任後初の街頭演説で1000人を超える聴衆の前でこう叫んだのだそうです。
「父親が正式な暴力団員だったって、週刊誌読んで初めて知ったんです。うわさでは暴力団“関係者”とは聞いてましたが…」「これはしょうがない。死んだ親父のことだから。しかし、今の権力構造を変えるには、坊ちゃんやお嬢ちゃんじゃできませんよ!!実の父が暴力団員?結構毛だらけだ!!実の父がガス自殺、結構毛だらけ!」
1ブロガーの私でも引用するのを控えるほど、週刊誌や月刊誌の報道の血脈報道は本当に許されないほどひどいものだと思いました。本人の責任ではないことで責めるべきではありません。
しかし、橋下氏もこのことがご自身の子どもさんに知れることを危惧しておられたのに、それは雑誌批判のためだけだったようで、当の本人がこんなふうに悪のりというか、当選のためなら大聴衆の前でなんでも利用するという態度ですから、二重の意味でお子さんたちが可哀想だと思いますね。
一方、府知事選に立候補する意向をみせていた自民党の丸山和也参院議員が11月1日に国会内で会見し、立候補を断念する考えを表明し、その際、橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」の幹部から出馬撤回を求められたと暴露しました。
丸山議員は、自民党府連の谷川秀善参院議員に出馬の意向を伝えた10月28日以降に維新の会から複数回電話がかかってきたとし「脅迫ですよ。(維新の会幹事長の)松井氏が(府知事選で)私に勝つのは無理だと思ったんでしょう」と述べました。
丸山議員もとかくの噂のある人ですが、こんなことで嘘をついてもしょうがないですから、基本的には本当のことなんでしょう。私は、『白い巨塔』の教授選を思い出してしまいました。
なんだか、大阪府知事・市長のW選挙は最初から品がないというか、きな臭いというか。できれば、政策中心の選挙戦になってほしいものです。
さて、その政策ですが、大阪維新の会が松井一郎府議を擁立する大阪府知事選(11月27日投開票)で掲げる公約(マニフェスト)の詳細が明らかになりました。
1年間の府の実質成長率2%以上、雇用創出1万人以上などを目指すことを掲げたのですが、そのための方法が、読売新聞によると
カジノを含む統合型リゾート施設の立地を促進し、エンターテインメント都市を目指す。関空の機能強化では、大阪中心部と結ぶ高速鉄道 なにわ筋線やリニアモーターカーの整備を促し、202 0年に外国人観光客を現在の3倍近い年間650万人に増やすことを目標にした。
だそうです。ダメだ、こりゃ。
(大阪維新の会が、大阪市長選と府知事選のマニフェスト「大阪秋の陣」を発表。カジノの3文字は消して「国際村」と命名)
成長率や雇用創出で根拠のない数字を上げるのは選挙での常套手段かもしれません。
しかし、橋下氏は大阪のことを「こんな猥雑な街、いやらしい街はない」と呼び、ここにカジノを持ってきてどんどんバクチ打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」と言うのですが、これって、大阪に対する愛情が全く感じられなくないですか?
カジノ作って、「高付加価値創造都市」。漢字の意味がわかっているのでしょうか。
それに、カジノ構想って3年9ヶ月前の前回の府知事選の時の公約と同じですからね。もちろん実現すべきではないですが、国の立法が必要で、絶対に実現するはずもありません。
だいたい、カジノで成長率が上がったり、1万人も雇用が創出されるわけがない。大阪をギャンブル依存症者や自己破産者の町にするつもりでしょうか。
大阪府、大王製紙、オリンパス、九州電力、東京電力に見るコーポレント・ガバナンス=多数者支配の抑制
リニアモーターカーにいたっては、何年、十何年という歳月と数兆円以上の税金が必要です。
そもそも、橋下府政(平成20年〜)において、大阪府は実質成長どころか、平成19年度は計6692億円だった府債発行額が、平成22年度は計8235億円と1500億円以上も増え、府債残高は2500億円増えて6兆円を突破したのです。
橋下氏と松井氏の維新の会は、これで大阪の立て直しは軌道に乗ったと言っているのですが、どこがどう立て直しになっているのか。
そして、こんな状態で、どうして何兆円もかけてリニアなんて作れるでしょうか。
【府債発行の推移】
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【府債残高の推移】
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それに、たとえ、それが今まで関空から大阪中心部まで数十分かかっていたのが十数分になったからといって、観光客が3倍になるわけないでしょう?
お隣に京都という超目玉があっても年間200万人台だったのに、観光目的地が増えないのに、どうして少し早く移動できるだけで650万人も外国からお客さんが来てくれるのか。
その観光の目玉がカジノ?いや、もう、マカオや香港があるのですから、万が一カジノが出来ても、そんなに来てくれませんよ。
結局、リニアを作るのに1兆円落ちるという経済効果を狙っているだけで、橋下・松井維新の会も、考えていることは土木事業利益誘導型の政治でしかありません。
いつまでたっても、こんな発想しか出来ないから、大阪経済はこの4年近く尻すぼみで、大阪府の法人税収入の目減りは全国平均よりはるかに上回ってしまったのです。
松井大阪府知事と橋下大阪市長の維新の会コンビが当選なら「大阪」は破産する
府税収入の推移
リンク先を見る
以上 大阪府作成の大阪府の主な財政状況の推移
さらに、大阪市長選の公約として、橋下氏は関西電力の株主として、脱原発を株主提案すると言っていますが、株主提案が一番有効なのは株式を買い占め続けてその会社を乗っ取る時か、逆に株式を買い取らせる時ですよ。
大阪市は大株主とはいえ、その保有株式の割合は8〜9%ですし、これから株式を買い占めて関電の経営をしようというのでもありません。株式を手放せるわけもありません。株主提案をしても否決されるだけです。いくら橋下さんでも弁護士なんですからそれくらいはわかっているでしょう。
橋下・維新の会はもう確信犯的なパフォーマンスはやめて、まともな政策の議論をして欲しいものだと思います。無理なんでしょうけれど。
さらば橋下徹大阪府知事 知事辞職・大阪市長ダブル選挙出馬表明は政治生命終わりの始まり
「父親が正式な暴力団員だったって、週刊誌読んで初めて知ったんです。うわさでは暴力団“関係者”とは聞いてましたが…」「これはしょうがない。死んだ親父のことだから。しかし、今の権力構造を変えるには、坊ちゃんやお嬢ちゃんじゃできませんよ!!実の父が暴力団員?結構毛だらけだ!!実の父がガス自殺、結構毛だらけ!」
1ブロガーの私でも引用するのを控えるほど、週刊誌や月刊誌の報道の血脈報道は本当に許されないほどひどいものだと思いました。本人の責任ではないことで責めるべきではありません。
しかし、橋下氏もこのことがご自身の子どもさんに知れることを危惧しておられたのに、それは雑誌批判のためだけだったようで、当の本人がこんなふうに悪のりというか、当選のためなら大聴衆の前でなんでも利用するという態度ですから、二重の意味でお子さんたちが可哀想だと思いますね。
一方、府知事選に立候補する意向をみせていた自民党の丸山和也参院議員が11月1日に国会内で会見し、立候補を断念する考えを表明し、その際、橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」の幹部から出馬撤回を求められたと暴露しました。
丸山議員は、自民党府連の谷川秀善参院議員に出馬の意向を伝えた10月28日以降に維新の会から複数回電話がかかってきたとし「脅迫ですよ。(維新の会幹事長の)松井氏が(府知事選で)私に勝つのは無理だと思ったんでしょう」と述べました。
丸山議員もとかくの噂のある人ですが、こんなことで嘘をついてもしょうがないですから、基本的には本当のことなんでしょう。私は、『白い巨塔』の教授選を思い出してしまいました。
なんだか、大阪府知事・市長のW選挙は最初から品がないというか、きな臭いというか。できれば、政策中心の選挙戦になってほしいものです。
さて、その政策ですが、大阪維新の会が松井一郎府議を擁立する大阪府知事選(11月27日投開票)で掲げる公約(マニフェスト)の詳細が明らかになりました。
1年間の府の実質成長率2%以上、雇用創出1万人以上などを目指すことを掲げたのですが、そのための方法が、読売新聞によると
カジノを含む統合型リゾート施設の立地を促進し、エンターテインメント都市を目指す。関空の機能強化では、大阪中心部と結ぶ高速鉄道 なにわ筋線やリニアモーターカーの整備を促し、202 0年に外国人観光客を現在の3倍近い年間650万人に増やすことを目標にした。
だそうです。ダメだ、こりゃ。
(大阪維新の会が、大阪市長選と府知事選のマニフェスト「大阪秋の陣」を発表。カジノの3文字は消して「国際村」と命名)
成長率や雇用創出で根拠のない数字を上げるのは選挙での常套手段かもしれません。
しかし、橋下氏は大阪のことを「こんな猥雑な街、いやらしい街はない」と呼び、ここにカジノを持ってきてどんどんバクチ打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」と言うのですが、これって、大阪に対する愛情が全く感じられなくないですか?
カジノ作って、「高付加価値創造都市」。漢字の意味がわかっているのでしょうか。
それに、カジノ構想って3年9ヶ月前の前回の府知事選の時の公約と同じですからね。もちろん実現すべきではないですが、国の立法が必要で、絶対に実現するはずもありません。
だいたい、カジノで成長率が上がったり、1万人も雇用が創出されるわけがない。大阪をギャンブル依存症者や自己破産者の町にするつもりでしょうか。
大阪府、大王製紙、オリンパス、九州電力、東京電力に見るコーポレント・ガバナンス=多数者支配の抑制
リニアモーターカーにいたっては、何年、十何年という歳月と数兆円以上の税金が必要です。
そもそも、橋下府政(平成20年〜)において、大阪府は実質成長どころか、平成19年度は計6692億円だった府債発行額が、平成22年度は計8235億円と1500億円以上も増え、府債残高は2500億円増えて6兆円を突破したのです。
橋下氏と松井氏の維新の会は、これで大阪の立て直しは軌道に乗ったと言っているのですが、どこがどう立て直しになっているのか。
そして、こんな状態で、どうして何兆円もかけてリニアなんて作れるでしょうか。
【府債発行の推移】
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【府債残高の推移】
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それに、たとえ、それが今まで関空から大阪中心部まで数十分かかっていたのが十数分になったからといって、観光客が3倍になるわけないでしょう?
お隣に京都という超目玉があっても年間200万人台だったのに、観光目的地が増えないのに、どうして少し早く移動できるだけで650万人も外国からお客さんが来てくれるのか。
その観光の目玉がカジノ?いや、もう、マカオや香港があるのですから、万が一カジノが出来ても、そんなに来てくれませんよ。
結局、リニアを作るのに1兆円落ちるという経済効果を狙っているだけで、橋下・松井維新の会も、考えていることは土木事業利益誘導型の政治でしかありません。
いつまでたっても、こんな発想しか出来ないから、大阪経済はこの4年近く尻すぼみで、大阪府の法人税収入の目減りは全国平均よりはるかに上回ってしまったのです。
松井大阪府知事と橋下大阪市長の維新の会コンビが当選なら「大阪」は破産する
府税収入の推移
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以上 大阪府作成の大阪府の主な財政状況の推移
さらに、大阪市長選の公約として、橋下氏は関西電力の株主として、脱原発を株主提案すると言っていますが、株主提案が一番有効なのは株式を買い占め続けてその会社を乗っ取る時か、逆に株式を買い取らせる時ですよ。
大阪市は大株主とはいえ、その保有株式の割合は8〜9%ですし、これから株式を買い占めて関電の経営をしようというのでもありません。株式を手放せるわけもありません。株主提案をしても否決されるだけです。いくら橋下さんでも弁護士なんですからそれくらいはわかっているでしょう。
橋下・維新の会はもう確信犯的なパフォーマンスはやめて、まともな政策の議論をして欲しいものだと思います。無理なんでしょうけれど。
さらば橋下徹大阪府知事 知事辞職・大阪市長ダブル選挙出馬表明は政治生命終わりの始まり



