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ドル114円半ば、イベント待ちの閑散相場

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の114円半ば。米雇用統計の発表を明日に控え、米長期債利回りは上昇したがドル/円の上げ幅は限定的なものにとどまった。

朝方114.30─40円台で推移していたドルは、仲値にかけてじり高となり、一時114.60円まで強含んだ。国内輸入企業のドル買いなどが観測された。

その後、ドルは日経平均の上げ幅縮小などをにらんで朝方の水準まで押し戻され、正午にかけては小動きが続いた。「イベント待ちの閑散相場は変わらない。ボラティリティが死んでいる」(国内金融機関)との声が出ていた。

市場では米国の3月利上げがほぼ規定路線とみられているが「ドット・チャートで6月の利上げがあるかどうかを見極めたい」(同)との指摘もあった。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は午後3時時点で2.5743/5725%の気配で米国市場終盤から約2ベーシスポイント上昇。

中国の国家統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比プラス0.8%と、ロイターがまとめた市場予想(同プラス1.7%)を下回ったが、材料視されなかった。

3月期末を控えた為替スワップ取引では、1カ月物の円投/ドル転スワップによるドル調達コストが170ベーシスポイント(bp)付近と高止まり。

ドル調達コストの高止まりの背景には、来週にも米政策金利が引き上げられるとの思惑が高まっていることや、期末を控えた欧米銀のバランスシート圧縮の動きにより、スワップ取引におけるドル供給が細る一方で本邦勢のドル調達意欲が根強いためドル資金の需給に不均衡が生じていることがある。

前日海外時間は米WTI原油先物<CLc1>が1バレル=52ドル後半から、一時50ドル割れ目前まで下落。米エネルギー情報局(EIA)が公表した原油在庫が9週間連続で増加し、過去最高水準を更新したことがきっかけとなった。

きょう海外時間には、欧州中央銀行(ECB)理事会と総裁会見、米国の新規失業保険申請件数の発表などが予定されている。ECB理事会は政策の現状維持が見込まれている。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 114.53/55 1.0531/35 120.62/66

午前9時現在 114.40/42 1.0543/47 120.62/66

NY午後5時 114.33/36 1.0542/46 120.53/57

(為替マーケットチーム)

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